2016年 3月 24日(木曜日) 22:40 |
外務省は24日、国内外のメディアに向けて自国の状況を説明するプレス・ブリーフィングを開催しました。外務省の李保東次官と劉海星次官補はそれぞれ習近平国家主席がチェコを訪問することや、その後米ワシントンで開かれる第4回核安全保障サミットに出席することを説明しました。また、国内外の記者との質疑応答も行われました。
Ⅰ、第4回核安全保障サミット出席に関して
李次官によりますと、習近平主席は3月31日から4月1日まで米ワシントンで開かれる第4回核安全保障サミットに出席し、サミットの全イベントに出席する予定です。また、習主席は会場で主旨発言をする予定で、全面的に中国の政策主張を述べ、中国は核安全保障サミットの領域において新しい対策と業績を紹介し、グローバルな核保障を強化することを提案します。サミット出席中には、習主席はアメリカのオバマ大統領との首脳会談も行う予定です。今回の両国首脳会談は今年初となり、両国関係は引き続き穏やかで前向きな発展に向けて、この会談は重要な意味を持っています。習主席は関連国の指導者らと会談し、共通した関心事である国際問題などについて意見を交わすことになります。
李次官は、中国が今回のサミットに対して以下のことについて期待を示しています。①核保障に関して国際社会の共通認識を一致させ、絶えず変化する新しい情勢と新しい挑戦に対応すること。②各国の能力建設を推し進め、安全義務と政治承諾を着実にすること。③核保障における国際協力を引き続き推進し、国際核保障体制の協調・協力を強化すること。④核保障文化の持続性を保ち、国際社会認識を高めること。
Ⅱ、チェコ訪問に関して
劉次官補によりますと、習近平主席は3月28日から30日にかけて、チェコへの公式訪問を行います。期間中、習主席はチェコのミロシュ・ゼマン大統領と会談を行う予定です。チェコ首相、上院議長、下院議長、プラハ市長と会見し、関連経済貿易人文活動に出席します。双方の指導者は両国関係や『一帯一路』(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)建設、中国―中東欧各国との協力、中欧関係及び共通した関心事について、率直な意見交換を行います。また、双方は経済貿易、基礎施設、金融、衛生、航空、科学技術、人文などの領域において合意書に署名する予定です。 |
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2016年 3月 23日(水曜日) 23:01 |
中国国家海洋局は22日、北京で『2015年中国海洋災害公報』を発表しました。2015年中国海洋災害の状況は比較的軽減され、直接経済損失は金額にすると72億7400万元に上り、行方不明者を含む死亡者数は30人で、ここ10年間の平均よりも下回っているということです。
報告によりますと、経済損失の最も大きな災害は台風などの強い低気圧によって引き起こされる暴風津波で、金額全体の99.8%を占めています。2015年は暴風津波が合わせて10回発生し、直接経済損失は72億6200万元あまりで、ここ5年間平均の107億4900万元のおよそ7割となります。被害を被った地域は主に福建省と広東省に集中しています。
また、最も多くの死亡者数を出した災害は大波による災害で、死亡総数の77%を占めています。2015年は中国の近海で、高さ4メートル以上の大波災害が合わせて33回あり、損失額は600万元、23人が死亡したということです。 |
2016年 3月 22日(火曜日) 22:58 |
地元消防関係者によると、ベルギーの首都ブリュッセルで22日、空港と地下鉄駅で連続して爆発が起き、少なくとも21人が死亡したということです。
ベルギー連邦検察当局はその声明で、2回の爆発は自爆テロだと明らかにしました。
現在、検察当局は2回の爆発の関連性を調べている一方、負傷者の手当てや市民の安全確保に全力を上げています。
新華社記者が在ベルギー中国大使館を取材したところによると、事件に巻き込まれて死亡し負傷した華僑や中国人がないとのことです。 |
2016年 3月 20日(日曜日) 01:09 |
ロシア非常事態省は19日、アラブ首長国連邦のドバイ発のボーイング737型旅客機がこの日の未明、ロシア南部のロストフ・ナ・ドヌーの空港で着陸に失敗して墜落し、乗客乗員62人全員が死亡したと明らかにしました。
ロシア非常事態省ロストフ総局のホームページによりますと、この旅客機は、アラブ首長国連邦の航空会社「フライ・ドバイ」に属するもので、ドバイ発、ロストフ・ナ・ドヌー行きで、着陸時に機体が断裂を起こし、爆発炎上したということです。また、ロシアのメディアの報道によりますと、この旅客機は着陸に1回失敗、空港上空待機エリアでの2時間9分にわたる旋回待機の後、2回目の着陸時に事故を起こしたとのことです。
ロシア非常事態省は、事故発生時、空港一体は強い風雨に見舞われていたことを挙げ、その気象条件もしくは操縦士の誤操作が事故発生の原因ではないかとしており、現在空港を封鎖して調査を進めています。
なお、事故便の乗客55人のうち、43人がロシア国籍、12人がその他国籍とのことで、乗員7人と合わせて62人全員が死亡したと報じられています。 |
2016年 3月 18日(金曜日) 00:20 |
アバ州の観光名所・九寨溝
四川省アバ・チベット族チャン族自治州では先日、伝統的な祝日である「六寨女王山神祭」を迎えました。地元のチベット族住民は歌ったり踊ったりしてこの祝日を祝いました。
九寨溝
伝説上では、20世紀初頭、アバ州には女性の部族長がいて、6つの「寨(村)」を支配していることから、「六寨女王」と呼ばれました。「六寨女王」の死後、大臣が彼女の遺志に背いたため、「六寨女王」は妖怪に化し、大臣やその家族に罰として災いをもたらそうとしました。それを見た生き仏が、村人に災いではなく幸せをもたらしてもらおうと「六寨女王」を山の神に変えさせました。その後、地元では「六寨女王」を記念するため、チベット暦の毎年2月1日からの3日間を「六寨女王山神祭」としてお祭りを行い、平穏無事と豊作を祈ることになったということです。(鵬、kokusei)
アバ県にある牧畜民の村
「六寨女王山神祭」に駆け付けた人々
生き仏とされている高僧が信者に祝福を与える「摸頂(頭を撫でる)」儀式
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