2019年 10月 07日(月曜日) 13:30 |
関西電力の八木誠会長(69)ら6人が2011年からの7年間で、福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(今年3月に90歳で死亡)から、計約1億8000万円の資金を受け取っていたことが、金沢国税局の税務調査で判明した。同町には関電高浜原発がある。関係者によると、会長のほかに岩根茂樹社長(66)、豊松秀己元副社長(65)が含まれる。金沢国税局は昨年1月、高浜原発や大飯原発(福井県おおい町)の関連工事を請け負う高浜町の建設会社への税務調査を開始。同社を端緒に調べたところ、工事受注などの手数料として、森山氏が約3億円を受け取っていたことを確認した。 |
2019年 9月 10日(火曜日) 19:27 |
港町の繁栄を今に伝える福井県敦賀市の敦賀まつり最終日の9月4日、気比神宮周辺で山車巡行があった。戦国絵巻を再現した絢爛豪華な山車6基が大通りを勇壮に進み、祭りの盛り上がりは最高潮に達した。正午ごろ、山車は同神宮の大鳥居前にずらりと並んだ。昨年は台風で中止となったため、2017年の大鳥居修繕後で初の山車巡行となった。 |
2019年 8月 20日(火曜日) 19:10 |
福井県の若狭地方に伝わるお盆の伝統行事「六斎念仏」が8月13日夜、小浜市西相生で営まれた。小中学生や大人が各家庭の仏壇前で、念仏やかねの音に合わせて舞や太鼓を奉納し、先祖の霊を迎え供養した。平安時代に京都で始まった踊り念仏の一種で、「若狭の六斎念仏群」は、日本遺産「御食国若狭と鯖街道」の構成文化財。同区に伝わる「奥窪谷の六斎念仏」は県無形民俗文化財で、少なくとも300年以上前から伝わっている。 |
2019年 7月 29日(月曜日) 14:50 |
福井県あわら市指定無形民俗文化財の金津祭(福井新聞社後援)は中日の14日、高さ6メートルを超える3基の勇壮な人形山車が"出陣"し、旧金津町市街地を練り歩いた。子どもたちの元気なお囃子(はやし)と、地元青壮年団の力強い太鼓の音色が街中に響き渡り、終日熱気に包まれた。山車巡行は1897年に始まった。現在は元宿場町だった金津地区25区のうち16区を3ブロックに分け、ブロック内の区が持ち回りで担当している。 |