9日、ANAホールディングス傘下の全日本空輸(ANA)は、エンジンの点検に伴い13─22日に国内線176便を追加で欠航すると発表した。約3万6000人の旅客が影響を受けるという。ANAは今月4日、英ロールスロイス製エンジンの点検に伴って機材繰りができなくなるため、6―12日に国内線113便を欠航すると発表したばかり。
今年のサンマ漁が8日、解禁される。10トン未満の小型船を皮切りに、漁法や漁船規模ごとに順次出漁。8月20日には100トン以上の大型船の漁が解禁され、9月以降に漁獲がピークを迎える。漁の解禁日は昨年と同様。秋の味覚であるサンマはここ数年、深刻な不漁が続いている。
うどんやそばといった日本人になじみ深い麺類の輸出が好調だ。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が2013年に和食を無形文化遺産に登録したことを追い風に、こうした麺類の輸出は15年以降、昨年まで3年連続で数量・金額ともに過去最高を更新している。東京税関によると、17年に乾麺や生麺として輸出されたうどん、そうめん、そばの合計額は42億円。文化遺産となった13年に比べて45%増と急成長している。
海外でも人気の日本酒「獺祭」を造る旭酒造(山口県岩国市)は7日、豪雨の影響で蔵の一部が浸水するなどの被害を受けたため、獺祭の製造を停止した。復旧作業を急いでいるが、今のところ復旧のめどは立っていないという。