ソフトバンクは、駐車場シェアリングサービス「BLUU Smart Parking」を10月下旬から開始する。先行トライアルとして、関東圏を中心とした一部の駐車場では8月20日スタート。「BLUU Smart Parking」は、駐車場の予約から決済までを、アプリ上で完結できるサービス。地図を見ながら事前が予約できることから、「空いている駐車場がなかなか見つからない」「周辺のコインパーキングを回ったがすべて満車」といった不便を解消できる。
東京急行電鉄(東急)は13日、東急線各駅の券売機で銀行預金の引き出しができる「キャッシュアウトサービス」を開発し、2019年春からの提供を目指すと発表した。GMOペイメントゲートウェイ、横浜銀行、ゆうちょ銀行と共同で開発。駅の券売機を使ったキャッシュアウトサービスは国内初という。スマートフォンアプリを使って事前に引き出し金額を申請し、表示されたQRコードを券売機の読み取り機にかざすと、横浜銀行やゆうちょ銀行など提携金融機関の預金が引き出せる仕組み。
人工多能性幹細胞(iPS細胞)由来の巨核球から、輸血に必要な量(1000億個以上)の質の高い血小板を作ることに成功したと、京都大iPS細胞研究所などのチームが発表した。従来あったiPS細胞由来の血小板は量も品質も輸血に使えるレベルではなかった。チームは血流の乱れが巨核球からの血小板生成を促していることを突き止め、乱流を発生する培養器を開発し、高品質の血小板を短期間で大量に作製できたとしている。
金融庁は13日、コンコルディア・フィナンシャルグループ傘下の東日本銀行に対し、銀行法に基づく業務改善命令を出したと正式発表した。立ち入り検査の結果、融資に当たって金利以外に根拠が不明確な手数料を取るなど不適切な行為が判明。融資の審査態勢も不十分だった。金融庁は、同行のガバナンスが機能不全に陥っているとみて、経営責任の明確化や内部管理体制の改善を求めた。