各紙によればマレーシアの格安航空会社やインターネット通販の「楽天」などが出資する「エアアジア・ジャパン」が6日、国から事業許可を受け、来年春からの運行開始を目指して準備を本格化させる。エアアジア・ジャパンは、日本の国内線から撤退したマレーシアの格安航空会社「エアアジア」に加えて、インターネット通販の楽天などの出資によって設立された格安航空会社で、来年4月上旬ごろに中部国際空港を拠点に、新千歳、仙台、それに台北の3路線で運航を始める計画。
トヨタ自動車は6日、高速道路でハンドルやアクセルなどを操作しなくても走行できる自動運転車について、東京五輪が開催される2020年ごろの商品化を目指すと発表したと各紙が報じた。今後は一般道でも自動運転ができるよう、さらに技術開発を進める。トヨタは同日、実験車両が都内の首都高速道路を実際に走行する様子を報道陣に公開した。自動運転車はレーダーやレーザー、カメラを搭載し、周辺車両の走行状況を検知。運転時に必要なデータが詰まった高精度な地図情報や人口知能を活用し、本線への合流や車線変更などを行った。従来は同一車線での走行しかできなかった。
キリンビールは5日、全国47都道府県ごとに味わいが異なる「47都道府県の一番搾り」を売り出すと発表した。地域の食や文化などに精通する顧客らの意見を聞くなどして、地域の嗜好に合った商品づくりを行う。ビール業界で47都道府県ごとの地域限定商品を提供するのは初めて。平成28年春から夏をめどに順次発売する。価格は未定。
各紙によれば日本郵便とファミリーマートは5日、日本郵便が配達するインターネット通信販売の荷物をファミリーマートの店舗で受け取れるサービスを11月24日に始めると発表した。日本郵便はローソンと、ファミマはヤマト運輸と組んできたが、利便性の向上やコンビニ来店客の増加を狙って垣根を越える。