電力10社と都市ガス大手4社が、3月の電気・ガス料金をそろって引き下げることが25日明らかになった。14社一斉の値下げは2カ月連続。火力発電の燃料や都市ガスの原料となる原油や液化天然ガス(LNG)の価格下落が続いているため。標準的な家庭で、電気は前月比40~100円程度、ガスは45~65円程度下がる見通しで、家計の負担が軽減される。
低価格で飲みやすいと評判のチリ産ワインの輸入量が大きく伸びていると毎日新聞が報じた。昨年1~11月の累計は、首位に君臨してきたフランス産に肉薄し、年間のトップ争いが注目されている。財務省の貿易統計によると、昨年1~11月のワイン輸入量は、チリが4684万リットルと前年同期比で18.0%増え、フランス(3.2%減の3806万リットル)と競り合っている。
2015年の書籍・雑誌の推定販売額(電子出版を除く)は前年比5.3%減の1兆5220億円で、過去最大の落ち込みとなったことが25日、出版科学研究所の調べでわかった。11年連続の減少。中でも、雑誌は7801億円で、同8.4%の大幅減となった。雑誌の内訳は、月刊誌が同7.2%減の6346億円、週刊誌が同13.6%減の1454億円。定期誌やムック、コミックの落ち込みが目立つ。
羽田空港の国際線旅客ターミナルに隣接する国有地に、東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年までに新たにホテルが開業する。国土交通省が多摩川沿いの4万3000平方メートルの敷地を50年間民間に貸し出すことを決め、公募を始めた。羽田空港は国際化に伴って訪日客の利用が急増している。新ホテルの開業で、東京の玄関口として「おもてなし」体制を充実させる。