新東名高速道路の新たな区間が、13日に開通した。静岡県から愛知県までのおよそ55km。
現在、新東名高速道路は、神奈川県から愛知県の区間で、東名高速と並行して走るよう建設が進められている。静岡県の御殿場ジャンクションから、浜松いなさジャンクションまでが4年前に開通、そして13日、愛知県の豊田東ジャンクションまでが開通し、全長およそ200kmとなった。
西武鉄道の有価証券報告書の虚偽記載で株価が急落したとして、同社とプリンスホテルを相手取り株主が起こした損害賠償請求訴訟をめぐり、現在、西武鉄道の親会社の西武ホールディングスは10日、堤義明元コクド会長に請求していた約226億円すべてが支払われることになったと発表した。
総合免税店大手、ラオックスが12日発表した2015年12月期連結決算は、最終利益が前期比約6.5倍の80億円、本業のもうけを示す営業利益が同約4.9倍の85億円、売上高が84.6%増の926億円でいずれも過去最高となった。中国人観光客を中心にした「爆買い」で国内店舗の業績が伸びたことが寄与した。
厚生労働省は9日、自営業者や非正規社員が加入する国民健康保険(国保)の2014年度の赤字が、3585億円と前年度から447億円悪化したと発表した。赤字幅は4年ぶりの大きさとなる。加入者の減少で保険料収入が減る一方で、高齢化により1人あたりの医療費が伸びているためだ。政府は厳しい国保財政を支えるため、15年度から補助を増やす。全国の1716市町村が運営する国保の財政を集計した。保険料収入は3兆571億円と507億円減った。加入者が3302万人と95万人減ったことが響いた。75歳を迎えて後期高齢者医療制度に移る人が増えているほか、主婦が働き始めて被用者保険に移る動きも目立っている。