都市再生機構(UR、横浜市)は、29歳以下の入居者を対象に賃貸住宅の家賃を3年間最大20%割り引く「U29割」の対象年齢を35歳までに引き上げ、「U35割」として募集を始めた。政府が掲げる「希望出生率1.8」実現へ子育て世帯などの家賃を軽減し、住まいの確保を支援する。U35割はURが選んだ物件が対象。契約者が35歳以下であれば子育て世帯だけでなく、夫婦のみや単身者も家賃を割り引く。
ホンダの米国子会社で航空機を製造する「ホンダエアクラフト」の藤野道格社長は19日記者会見し、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の日本での販売に意欲を示したと各紙が報じた。現在は米国、ブラジル、欧州で販売し、受注は100機を超えた。今後は日本を含むアジアでの販売も検討していく。ホンダジェットは乗員を含め最大7人乗り。価格は450万ドル(約5億3000万円)。昨年12月以降、米国で3機納入した。
東京都大田区の町工場の技術を結集した国産そり「下町ボブスレー」がジャマイカ代表とともに、2018年の韓国・平昌(ピョンチャン)五輪を目指すことになったと各紙が報じた。16日、ジャマイカ代表が長野市のそり競技場で試走し、採用を決めた。下町ボブスレーのプロジェクト推進委員会が明らかにした。
下町ボブスレーは、日本の町工場の技術力を世界に示そうと11年、大田区の中小企業が集結してプロジェクトをスタート。目指したのは、日本代表による採用。だが、14年ソチ五輪で不採用に。改良を重ねたが、昨年11月、平昌五輪でも不採用が決まった。
トヨタ自動車は18日、主力ハイブリッド車(HV)「新型プリウス」を発売して約1カ月となる17日時点で、受注が約10万台に達したと発表した。月間販売1万2000台を目標にしていただけに、生産が追い付かない状態。納車は6~7カ月待ちとなっている。トヨタによると、新型プリウスの購入者のうち8割が男性だ。年代別では60代以上を中心に「幅広い年齢層から支持をいただいている」という。