2015年 3月 10日(火曜日) 21:47 |
東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県に建設されたプレハブ仮設住宅計約5万3000戸のうち、今年1月までに撤去されたのは、1%に満たない計467戸にとどまることが3県への取材でわかったと読売新聞が報じた。被災者の転居先となる災害公営住宅の建設が遅れているためで、発生4年で復興住宅の8割近くが完成した阪神大震災では、約4万8000戸あった仮設の32%が4年時点で撤去された。東北の被災地では、住まい再建の遅れが目立っている。仮設住宅は、複数の部屋が一つになった長屋タイプが大部分を占めているため、1棟すべての住民が退去しないと撤去できない造りになっている。 |
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2015年 3月 10日(火曜日) 21:41 |
東日本大震災からの復興で、政府が検討する新たな財政計画の素案が7日、分かったと各紙が報じた。2015年度までの集中復興期間は延長せず、16~20年度の5年間を「後期復興期間(仮称)」とし、6兆円前後を追加投入。再増税はせず、主に歳出削減や税収が自然に増える分で財源を賄い、自治体の一部負担も検討。原発事故の被災地以外は発生から10年以内の事業完了を掲げ「自立に向けた施策」への重点化を打ち出す。近く安倍晋三首相が検証を指示し、議論を進めて6月末にも決める。通算10年の予算額は30兆円を超える見込みだが、内容がニーズに合うかどうかや、安定財源を明示できるかが焦点。 |
2015年 3月 10日(火曜日) 21:41 |
高市早苗総務相は8日、都会の若者らが過疎地などに移住して地域の活性化を支援する「地域おこし協力隊」の隊員数が今年度末に1500人を超える見通しとなったことを明らかにしたと各紙が報じた。2013年度(978人)の1.5倍増となる。都内で開かれた初の「協力隊全国サミット」で語った。協力隊は、人口減少や高齢化に悩む山間部などの自治体が、国の財政支援を得て都市部の住民を受け入れる制度。1~3年の任期後もその地域に住み続けるケースも多く、地方創生に大きな効果が期待できることから、政府は、隊員数を16年度までに3000人に拡大する目標を掲げている。 |
2015年 3月 10日(火曜日) 21:40 |
東京都心を取り巻くように計画された首都高中央環状線(約47キロ)が7日、計画から約50年を経て全線開通したと各紙が報じた。中央環状線の外側にある東京外かく環状道路(外環道)、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)を加えた首都圏の3環状道路のうち、最初の全線開通。羽田空港へのアクセス向上や都心の渋滞緩和につながることが期待されている。中央環状線は7日午後、大橋ジャンクション(東京都目黒区)~大井ジャンクション(同品川区)までの約9.4キロが開通した。これに先立ち午前には舛添要一都知事や太田昭宏国土交通相が参加して同区間のトンネル内(品川区)で開通式が行われ、舛添知事は「中央環状線が全線つながることでさまざまな波及効果が期待できる。2020年の東京五輪・パラリンピックを目指し、(東京を)世界一の街にしたい」と語った。国交省によると、全線開通により現在約40分かかる新宿-羽田空港間は約20分に短縮される。車両通行量が分散し、中央環状線内側の首都高の渋滞を約4割緩和する効果も見込まれる。 |
2015年 3月 06日(金曜日) 00:56 |
日本産科婦人科学会は28日、東京都内で理事会を開き、受精卵のあらゆる染色体異常を調べ、正常なものだけを子宮に戻す「着床前スクリーニング」について、臨床研究の最終計画案を正式承認したと各紙が報じた。今後、実施施設などを決め、早ければ年内にも始める方針だという。 |
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