大相撲の横綱白鵬（30）が、左膝周辺の負傷のため、両国国技館で開催中の秋場所３日目の15日から休場することが決まったと各紙が報じた。2007年名古屋場所に新横綱となってから、無休を続けており、休場は大関時代の06年九州場所以来。白鵬は15日朝、都内の病院で精密検査を受け、「左大腿だいたい四頭筋腱炎けんえんで全治４週間」と診断された。横綱は「炎症があった。力が入らない状態」と説明し、「皆さんには申し訳ない。中途半端な気持ちで土俵に上がれない」と話した。

10月に東京体育館で行われる新体操のイオン・カップ世界クラブ選手権で、新採点システムが試験導入されることが14日、分かったと各紙が報じた。国際体操連盟（FIG）幹部が明らかにした。点数だけでなく、減点箇所を具体的に分かるようにし、データも保存する。イオン・カップで問題がなければ、体操やトランポリンの国際大会でも採用し、2020年東京五輪での実施を目指す。

各紙によれば鋼板製品に関する最先端技術を盗用されたとして、新日鉄住金（東京）が韓国の鉄鋼最大手ポスコなどを相手取り、不正競争防止法に基づき986億円の損害賠償や製造・販売の差し止めなどを求めた訴訟で、ポスコが和解金名目の約300億円やライセンス料を支払うことで和解協議に入っていることが14日、関係者の話でわかった。

14日午前９時43分ごろ、熊本県の阿蘇山で噴火が発生したと各紙が報じた。噴火したのは阿蘇山・中岳第１火口で、噴煙は2000メートルまで達した。これを受け、気象庁は阿蘇山の噴火警戒レベルを「２」（火口周辺規制）から「３」（入山規制）へ引き上げた。噴火警戒レベルの導入後、阿蘇山で「３」に引き上げられるのは初めて。県によると、人的被害は確認されていない。気象庁は噴石が火口から２キロの範囲に飛散する可能性があるとして、警戒レベルを引き上げた。