小型電卓の開発で知られる元シャープ副社長の佐々木正が1月31日午前1時19分、肺炎のため死去した。102歳だった。 小型電卓開発では省電力のIC、表示装置として液晶を採用。シャープの中核事業の液晶技術の礎を築いた。ライバルのカシオ計算機との「電卓戦争」を陣頭指揮した。
京急(京浜急行電鉄)は、日ノ出町駅~黄金町駅の高架下スペースに、日本初となる高架下タイニーハウスホステルやカフェラウンジ、水上アクティビティ拠点などが入った複合施設を、2018年春に開業する。YADOKARIが提供するタイニーハウスは移動式のスモールハウスで、高架下に常設ホステルとして運営するほかに、コミュニティスペースとしても活用できるカフェラウンジも設置。
仮想通貨取引所大手コインチェックで不正アクセスによって顧客の仮想通貨が流出した問題を受けて、金融庁が同社を除く国内の全取引所に出した報告徴求命令の全容が2日、分かった。点検項目は計43項目。顧客資産の管理やサイバー攻撃対策の詳細に加え、経営管理体制を含め自己点検して結果を報告するよう指示している。顧客の仮想通貨を常時インターネットに接続したままで管理するなど、コインチェックの不正アクセス対策は脆弱だった。金融庁はこうしたリスクを放置する経営にも問題があるとみて、徹底的に調べる必要があると判断したもようだ。
ホンダは2日、平成30年3月期の連結業績予想を上方修正し、最終利益が従来予想より4150億円多い1兆円(前期比62.2%増)になると発表した。トランプ米政権の税制改革による大幅な法人税減税の恩恵などを受けた。最終益の1兆円突破は、国内事業会社ではトヨタ自動車、ソフトバンクグループに続き3社目となる。