ソフトバンクグループは19日、米配車大手のUber Technologiesへの出資が完了したことを明らかにした。複数の投資会社と共同で実施し、出資額は計93億ドル(約1兆円)。ソフトバンクの持ち株比率は約15%で、大株主になったとみられる。ソフトバンクはUberに、テクノロジー分野に投資する10兆円規模のファンド「Softbank Vision Fund」のトップも務めるラジーブ・ミスラ取締役と、米携帯子会社Sprintのマルセロ・クラウレCEO(最高経営責任者)を取締役として派遣する。
日本たばこ産業(JT)は19日、2017年の国内の紙巻きたばこの販売が前年比12.5%減の929億本だったと発表した。JTによれば、1年間の売り上げが1000億本を下回るのは1985年の民営化後初めて。健康志向の高まりによるたばこ離れに加え、加熱式たばこの普及も影響した。減少傾向が続き、85年当時の3分の1程度となった。