経営再建中の東芝は、一部地域を除いて25日放送分を最後に、国民的アニメ番組「サザエさん」のスポンサーを降板する。経費節減策の一環で、約半世紀にわたるCM提供に幕を下ろす。4月からは日産自動車などがスポンサーを続けるほか、インターネット通販大手アマゾンジャパン(東京)や子ども・ベビー用品の西松屋チェーン、大和ハウス工業が新たに加わる。
3メガバンクが2019年4月の新卒採用人数をそろって削減することが24日、明らかになった。みずほフィナンシャルグループ(FG)は約700人と今春の半分程度にする方向。三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行も減らす。超低金利の長期化などで収益環境が悪化しているため、採用を抑える。
日産自動車は23日、2022年度までに電気自動車(EV)とハイブリッド技術「eーPOWER(eパワー)」の搭載車を合わせて年100万台を販売する計画を発表した。EVは中国向け4車種を含む計8車種を新たに導入する方針。最高計画責任者(CPLO)のフィリップ・クラン氏は同日、横浜市の本社で会見し、「車の電動化に関するわれわれの戦略の中心はバッテリーEVとeパワー技術だ」と述べた。