JR東日本は6日、首都圏でのホームドアの整備対象を大幅に拡大し、今後15年で主要24路線のうち、東京からおおむね50キロ圏内の全243駅に設置を終えると発表した。東京、新橋、横浜、国立競技場に近い千駄ケ谷、信濃町など20駅については、2020年の東京五輪・パラリンピックに間に合わせる。同社はこれまで、山手線、京浜東北線を中心に55駅の整備計画を公表し、すでに31駅で設置してきた。
ローソンは6日、スマートフォンを使って注文した野菜や肉を店舗で受け取れるサービス「ローソン フレッシュ ピック」を始めた。ドラッグストアが生鮮品を扱うなど業態間の競争が激しくなるなか、コンビニエンスストアでの取り扱いが難しかった生鮮品をネット注文でてこ入れする。スマホに専用アプリをダウンロードして商品を選び、午前8時までに注文すると、その日の午後6時以降に指定した店舗で商品を受け取れる。
神戸製鋼所は6日、アルミ・銅製品のデータ改ざん問題について、東京都内で記者会見を開いた。川崎博也会長兼社長(63)が4月1日付での辞任を表明。6月末の株主総会で取締役からも退く。社長の後任人事は今後調整する。会見で川崎氏は「多数の皆様に多大なるご迷惑をおかけし、あらためて深くおわびします」と謝罪するとともに、信頼回復に向けて「新しい体制が必要」と述べた。
沖縄タイムスによれば沖縄県宜野座村の特産物として、イチゴが脚光を浴び始めている。紫外線や高温に弱く、従来は「沖縄で栽培は無理」とされた作物だが、村は栽培を始めた2003年以来、毎年の農業者研修の開催などで技術を高め、生産量を増やしてきた。近年、人気のイチゴ狩りでは申し込みの過半数を断っているなど需要に供給が追いついていない現状。