東証は14日、インターネット上のフリーマーケットを運営するメルカリ(東京)のマザーズ市場への上場を承認したと発表した。上場日は6月19日。時価総額は3000億円超と、今年1月以降では最大の上場案件となる見通しだ。メルカリは2013年に創業。スマートフォンで撮影して簡単な説明文を添えるだけで出品できる手軽さと、テレビCMを通じた知名度の向上でユーザーが急拡大した。アプリのダウンロード数は約7000万件、米国や英国を合わせると、約1億件に上る。18年6月期連結業績見通しは売上高が358億円。
沖縄県農業研究センターの前田剛希上席主任研究員らは、これまで廃棄されていたサトウキビの梢頭部(先端部分)を搾った汁を使い、抗酸化成分のポリフェノールを多く含む黒糖の製造に成功した。梢頭部汁には、従来の茎だけの汁と比べカリウムは約4倍、カルシウムは約5倍、ポリフェノールは1.6倍ほど多く含まれていた。梢頭部汁を混ぜた有用成分を多く含む黒糖の新たな商品開発につながると期待される。
三菱UFJ銀行は来年4月から人事制度を改定し、転勤の「あり・なし」を毎年、本人の意思で選べるようにする。三菱UFJ銀行が導入を検討しているのは、これまで入社する時にしか選べなかった転勤があるかないかの雇用形態を毎年、自由に選べるようにするもの。出産・育児や親の介護などライフサイクルの変化に合わせて、働き方を変えられるようにする狙いがある。
日本郵便は、大企業などの法人向けに無料で行ってきた郵便物の集荷サービスを6月末めどに廃止する方針を固めた。宅配便「ゆうパック」の取扱量が急増し、人手を割く余裕がなくなったためだ。すでに集荷を利用する法人に通知済み。各法人は今後、自ら郵便局やポストに出す必要がある。ゆうパックの集荷は今後も続ける。郵便物の集荷は、差し出し数が多い法人向けに2007年の郵政民営化以前から行われ、全国の企業などが利用してきた。