各紙によれば村井嘉浩宮城県知事は3日の定例記者会見で、年内にも国に申請する「水産業復興特区」の適用対象を、石巻市桃浦地区のカキ養殖業者15人が8月30日付で設立した合同会社のみとする方針を明らかにした。村井知事は、特区を導入する漁業権の免許更新時期が2013年9月に迫っていることを踏まえ、「時間的に見て(特区の活用は)桃浦地区で進める形になる」と説明。「桃浦のような小さな浜でも漁業を続けられるという全国モデルにするため、実証実験の場にする」と意欲をみせたという。
各紙によれば3日、ソニーは電子ペーパーを搭載し、紙の本を読む感覚で楽しめる電子書籍リーダー「Reader」の新機種、『PRS-T2』(9980円)を21日に発売すると発表した。 『PRS-T2』は、電子ペーパーの特性として必要な画面の白黒反転を、文字の残像を抑える独自のアルゴリズムを用いることで、最大15ページに1回に減らしたのが特長。 また、初めてでも直感的に操作ができるよう、大型のアイコン型操作ボタンを配置し、簡単で使いやすいメニュー画面を採用した。新たにしたという。
財務省が3日発表した4~6月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比7.7%増の8兆3092億円だったと各紙が報じた。プラスは3四半期連続。このうち、製造業は14.7%増、非製造業は3.9%増だった。ソフトウエアを除く全産業の設備投資額は6.6%増の7兆5265億円。季節調整して前期と比べると0.5%減少した。
各紙によれば株式会社日比谷花壇は、iPhone/Androidアプリ上でAR(拡張現実)を楽しめる空間装飾サービスを9月上旬に提供開始すると発表した。同サービスはARによるスペシャルコンテンツとフラワーディスプレイやイルミネーションなどの空間装飾と組み合わせたサービスで、エンターテインメント性の高い空間装飾や記念撮影スポットとして、ショッピングモールや観光施設、空港やターミナルステーション、ホテルなどに向けて提供する。ユーザーは同社オリジナルのiPhone/Androidアプリ「ポップアップカメラ」をインストールし、スマートフォンのカメラをARマーカーを設置した空間装飾にかざすと、マーカーを認識して3D CGオブジェクトなどのスペシャルコンテンツを表示・演出する。これらのコンテンツと一緒に記念撮影することも可能だという。