厚生労働省は25日、2018年10月末時点の外国人労働者が前年同期比14%増の146万463人だったと発表した。6年連続で増え、調査開始以来初めて派遣社員の数を上回った。19年4月の改正出入国管理法の施行により、外国人労働者数は今後さらに増える可能性が高い。国内外で人材獲得競争が激しくなるなか、受け入れ体制の整備が急務になっている。
パナソニックは1月25日、ロボティクス分野の共創を進める「Robotics Hub」を東京と大阪に設立した。6つの大学と共同研究を進め、サービスロボットなど次世代ロボットの早期実用化を目指す。共同研究に参加するのは、千葉工業大学、東京大学、東北大学、奈良先端科学技術大学院大学、立命館大学、早稲田大学。それぞれテーマを決めて共同研究に取り組む。発表会場では、共同開発を進めているパーソナルモビリティやロボットアーム、要素技術となるアクチュエーターなどを展示、デモンストレーションを行った。
JR北海道と関東の私鉄の東急電鉄が連携し、北海道で豪華観光列車の運行を計画していることが25日分かった。早ければ2020年にも実現を目指す。富裕なシニア層や外国人観光客を取り込むのが狙いだ。大手私鉄の観光列車がJRの路線を走るのは異例。関係者によると、横浜と伊豆半島を結ぶ東急電鉄の豪華観光列車「THE ROYAL EXPRESS」の車両を北海道で走らせ、料理人が手掛けた食事も車内で提供する計画。運行区間の選定などを進めている。
日産自動車の西川広人社長は25日、フランス自動車大手ルノーの新会長に指名されたジャンドミニク・スナール氏と24日に電話会談し、連携を確認したことを明らかにした。東京都内で記者団に「『これから頑張りましょう』と話した」と述べた。それ以上の詳細には言及しなかった。ルノーの新体制発足については「(企業連合の)新しいページを開いていくので、コミュニケーションをちゃんとしたい」と話した。