全国軽自動車協会連合会が発表した軽四輪車の普及台数は、2015年12月末で、100世帯あたり54.3台だった。総務省の住民基本台帳世帯数と国土交通省の自動車保有車両数をもとに算出していて、前の年を上回り、過去最高となった。地域別では、佐賀県、鳥取県、長野県などが多く、東京都、神奈川県、大阪府などが少なくなっている。
軽四輪車の普及台数は、1977年には、100世帯あたり15.9台だったが、2011年に50台を突破した。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、2014年度末時点で保有する全ての株式や債券について、銘柄名や時価総額などの情報を29日に開示する方針を固めた。政府はこれまでGPIF法を改正して開示を義務づける考えだったが、15年度の運用収益が赤字となり、批判が出ていることを踏まえ、GPIFによる自主的な早期開示で、国民の不安を払拭する必要があると判断した。銘柄名などの情報開示は29日、15年度の運用収益の公表に合わせて行う。
三菱電機は7月19日、冷蔵庫「置けるスマート大容量」の新製品8機種を発表した。業界で初めて野菜室にRGB(レッド、グリーン、ブルー)のLEDを搭載。葉物野菜などのビタミンC量を増やすという。三菱電機静岡製作所の鈴木聡所長は、「本来、保存中に減ってしまうビタミンCを、逆に増やすという新発想。まとめ買いの多い家庭のほか、健康志向の強いユーザーにも価値を感じてもらえる新製品だ」と胸を張った。
東芝の不正会計を見落とし、注意義務を怠ったとして、大阪府内の男性株主が19日、会計監査を担った監査法人最大手「新日本監査法人」に約115億円の損害賠償を求める訴訟を起こすよう東芝に提訴請求書を送った。東芝が60日以内に提訴しない場合、男性は会社法に基づき東京地裁に株主代表訴訟を起こす方針。