仙台空港(宮城県岩沼、名取市)が1日、全国に19ある国管理の空港として初めて民営化された。運営するのは、東京急行電鉄など7社でつくる新会社「仙台国際空港」(岩井卓也社長)で、効率的な施設運営を目指す。また国内外の新規路線を拡張して観光客らを呼び込み、東日本大震災からの復興を進める東北地方の活性化につなげたい考えだ。
三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行が、自行口座間の振り込みであれば、平日・土日を問わず24時間即時決済できる体制を来年2月にも整えることが2日、分かった。多くの銀行は現在も夜間・土日の振り込みを受け付けているが、決済は翌日以降に回していた。24時間決済が可能になれば、電子商取引や企業間決済の利便性が高まりそうだ。
農水省は、和牛のモモ肉とバラ肉を、しゃぶしゃぶや焼き肉向けにカットする技術の海外への普及に乗り出すと日本農業新聞が報じた。2016年度から3年間かけ、欧米やアジアから料理人50人を日本に招き、独特の薄切りなどを教える。海外で和牛のモモ肉とバラ肉の需要は小さく、輸出も少ない。しゃぶしゃぶや焼き肉の消費を掘り起こし、牛肉の輸出拡大に弾みをつけたい考えだ。
ユニクロが30日から国内で、イスラム教徒の女性用の衣服として知られるムスリムファッションの販売を始めた。ユニクロが日本国内で販売を開始したのは、イスラム教の女性も着られるようにと生まれたコレクション。イスラム教徒の日系イギリス人の女性デザイナーを起用。イスラム排斥的な運動があるなかで多様性を大事にしようと、普段のファッションに取り入れる試みだという。これまでマレーシアやインドネシアなどのASEAN地域やアメリカ、イギリスなどでは展開をしていた。