京都駅前のランドマークになっている「京都タワー」の商業施設が、来春新しくなる。運営する京阪ホールディングスが15日、京都タワービルの地下1階から地上2階を改装して飲食店や土産物店などを入れると発表した。3フロア、約3千平方メートルに55店舗ほどが入る。訪日外国人客を呼び込もうと、日本文化の体験施設などもつくる。
新日鉄八幡製鉄所の旧構内にあり、九州を代表するテーマパーク「スペースワールド」の閉園方針が16日に明らかになった。「身近な遊び場」「思い出の場」がなくなることに、市民を中心に衝撃が広がった。自治体や地元経済界からは地域経済への悪影響を懸念する声が上がった。スペースワールドは1998年から2013年まで北九州市の成人式が開かれるなど市民に親しまれてきたほか、ステージショーや年末カウントダウンイベントなども開かれ、近県の親子連れや若者などにも人気のスポットだった。
2027年の開業をめざすリニア中央新幹線の名古屋駅が19日、着工した。JR名古屋駅に発着する新幹線と在来線を走らせながら地下約30メートルを掘る工事となる。今回の工事範囲は19年5月までの工期で、最終的には27年に完成する予定。この日、名古屋駅西側であった安全祈願・起工式には、JR東海の柘植康英社長や愛知県の大村秀章知事ら関係者が参加し、工事の無事を祈った。
財務省が19日に発表した11月貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は1525億円の黒字となった。中国向け輸出が9カ月ぶりに増加に転じ、輸出全体では前年比0.4%減と2015年10月以来の小幅な減少となった。黒字は3カ月連続。金額ベースの輸出は5兆9565億円で14カ月連続の減少。輸入は前年比8.8%減の5兆8040億円で23カ月連続の減少となった。