宅配便大手の佐川急便を傘下に持つSGホールディングス(京都市)が東京証券取引所への株式上場に向け、準備を進めていることが21日分かった。年内にも上場し、調達する資金で、事業拡大に向けた企業の合併・買収(M&A)などを加速する方針。上場時の時価総額は3000億円程度に上る見通しだ。
帝国データバンクが21日発表した企業の人手不足に関する調査結果によると、「正社員が不足している」と答えた企業は43.9%に上った。前回調査(2016年7月)から6.0ポイント増え、過去10年間で最も高かった。正社員が不足しているという企業を業種別にみると、「放送」が最も多く、73.3%。「情報サービス」(65.6%)、「メンテナンス・警備・検査」(62.9%)、「人材派遣・紹介」(60.8%)、「建設」(60.1%)も多かった。
シャープは17日、2017年3月期の損益予想を上方修正した。営業・経常・純損益が、それぞれ101億円ずつ改善する見込みだ。親会社の鴻海精密工業(台湾)の力を頼りに、原材料の調達価格が安くできたためだという。営業損益は474億円の黒字(前年は1619億円の赤字)、利息の支払いなどを反映した経常損益は99億円の黒字(同19024億円の赤字)、
純損益は271億円の赤字(同2559億円の赤字)になるとした。