倫理規程で禁止された国家公務員の「利害関係者とのゴルフ」に関連し、人事院の国家公務員倫理審査会は今年度内にも、民間企業での接待ゴルフの状況についてヒアリング調査を始める。超党派の議員連盟が、禁止行為からの削除を求めていることを受けた。現在は、プレー代金を折半した場合でも規程違反となるが、調査結果が「ゴルフ解禁」につながるかが焦点だ。規程は、国家公務員への過剰な接待や贈与が問題となったことから、2000年4月に施行された。
各紙によれば中谷元・防衛相は7日の記者会見で、北朝鮮が発射した長距離弾道ミサイルの種類について、12年12月に北朝鮮が発射した「テポドン2」派生型に類似しているとの認識を示した。「前回発射したテポドン2派生型に類似した弾道ミサイルを発射し、何らかの物体を地球周回軌道に投入した可能性が考えられる」と述べた。「断言はできない」とも語り、分析を急ぐ考えを示した。
5日午後6時56分、桜島(鹿児島市)の昭和火口で爆発的噴火があった。気象庁によると、マグマ噴火とみられ、噴煙は220メートルの高さまで上がった。桜島の噴火は昨年9月16日以来、約5カ月ぶり。同庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、火口から2キロの範囲で噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けている。
政府は7日午前、北朝鮮が同9時31分、西岸から弾道ミサイル1発を発射したと発表した。政府発表によると、ミサイルは五つに分離し、そのうち二つが沖縄県上空を通過。二つのうちの一つが同9時45分ごろ、日本の南約2000キロの太平洋上に落下し、もう一つは南方向へ飛行を継続した。政府は日本領域に落下する恐れはないと判断し、ミサイル迎撃措置は実施しなかった。
覚醒剤を所持したとして元プロ野球選手でタレントの清原和博容疑者(48)が逮捕された事件で、清原容疑者の自宅の押収物から覚醒剤を使用した形跡が見つかったことが3日、捜査関係者への取材でわかったと各紙が報じた。警視庁組織犯罪対策5課は、清原容疑者の尿の鑑定を進めており、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いもあるとみて慎重に捜査する。