博多三大祭りのひとつ「放生会」の準備が大詰めを迎えている。福岡市東区の筥崎宮では縁起物のちゃんぽんを巫女たちが紙で包む作業を行われた。筥崎宮では7種類約1300個のちゃんぽんが販売される。名物のおはじきの限定販売はなく、かわりに3月から販売されている「筥崎宮おはじき」が準備される。放生会は今月12日から18日まで行われ約100万人の人出が見込まれている。

福岡県は11月21日、東京都心に県産品を使った料理を提供するアンテナレストランを開業する。首都圏に国内外から人が集まる2020年東京五輪・パラリンピックをにらみ、地元食材の販路拡大や県への観光客誘致を狙う。県が常設アンテナ店を出すのは初めて。店名は「福扇華」。千代田区麹町１丁目に完成予定の７階建てビル１階の約270平方メートルに76席を設ける。

福岡県は24日、東京都心に県産品などをふんだんに使ったメニューを提供する「アンテナレストラン」を出店すると発表した。福岡県中心に水炊き店を展開するトリゼンフーズ（福岡市）が運営を受託。11月に開業する。飲食だけでなく特産物の販売や、観光情報の発信もする。同県が常設型の飲食施設で情報発信するのは初めてで、年商１億８千万円を目指す。店名は「福扇華（ふくおか）」とする。皇居の西側に位置するビルの１階に設ける。