国宝・松江城天守の耐震性能向上を図るため、松江市は15日、同天守で初めてとなる耐震工事に着手する方針を発表した。耐震診断で、震度6強~7の地震発生時に天守の一部で変形の恐れがあるなどと評価されたため、補強工事を行う考え。平成29年度に基本計画を策定し、31年度中に工事を終えるとしている。
2月3日の節分を迎え、隠岐の各家庭では「砂おろし」と称しナマコを酢の物にして味わっていると隠岐経済新聞が報じた。ナマコは海底に沈んだ有機物を餌とし、砂とともに体内に取り込み、不要な砂を排出する習性を持つ。その習性にあやかって体内の老廃物を出そうと、この時期に旬を迎えるナマコを酢の物にして食べる。「健康」や「風邪予防」への願いが込められることも。
100年以上前に製造されたチェコ製ピアノ「ノヴィー」を使ったコンサートが、松江市の興雲閣で開かれた。チェコセンター東京支局長で歌手のエヴァ・ミクラスさんが、チェコ民謡などを披露。日本とチェコの国交回復60周年に当たる今年、国内各地で繰り広げられる「チェコ文化年2017」の幕開けを飾った。ノヴィーは、松江市内で廃棄寸前だったところを有志が再生に取り組み、昨年4月に復活を果たしたピアノ。