2017年 7月 10日(月曜日) 22:02 |
中国パンダ保護研究センターによりますと、世界で最も多くのファンを持つ「海帰(海外留学帰国組)」パンダ「泰山(タイシャン)」が9日に12歳の誕生日を迎えたことから、センターでは「泰山」のために誕生日パーティを開きました。「泰山」がセンターで誕生日を迎えるのは、帰国後8回目のことです。
パンダ「泰山」はオスで、2005年7月9日に米国のワシントン公園で生まれた親パンダ「添添(チィエンチィエン)」と「美香(メーシャン)」の子供です。当初の契約では2007年(2歳)に帰国する予定でしたが、米国の再三の要求で2010年まで期限を延長、帰国してからしばらくは雅安の碧峰峡基地に住み、2014年に都江堰基地に引っ越しました。
帰国直後の「泰山」の体重は同年齢のパンダよりやや軽めでしたが、現在では健康状態も良好で、体重も110キログラムまで増加しています。 |
最終更新 2017年 7月 10日(月曜日) 22:03 |
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2017年 7月 07日(金曜日) 18:57 |
文化省の于群次官補は、6日開かれた第13回中国国際アニメ・ゲーム博覧会(CCG EXPO2017)で、「ここ数年、中国のアニメ・ゲーム産業は急ピッチで成長しており、2016年の年間生産額は約3000億元に達した」と明らかにしました。
第13回中国国際アニメ・ゲーム博覧会は、文化省と上海市政府の共催によるもので、6日から10日まで上海世界博覧会展覧館で開かれています。国内外から350の企業が出展する中、今回は「一帯一路」が脚光を浴びていることが最大の特徴となっています。
于次官補によりますと、国内の関連企業は「一帯一路」沿線50以上の国々と、イノベーション、生産、技術、資金などで協力を結んでおり、その規模は15億元を上回っているということです。
于次官補はまた、「東南アジアが先頭に立ち、独立国家共同体と中東を重点とし、中東欧州諸国を新しい成長点に据えた、中国アニメ・ゲーム産業に関する『一帯一路』国際協力が形成されている」と強調しました。 |
2017年 7月 06日(木曜日) 19:48 |
中国航天科学技術集団公司によりますと、中国の通信衛星「中星9A」は自らの推進器によって軌道の進入に成功したということです。
今月19日、長征3号運搬ロケットに搭載された衛星「中星9A」は、ロケットの異常で軌道進入に失敗しました。その後、中国航天科学技術集団公司は西安衛星測定コントロールセンターと密接に協力し、10回にも及ぶ軌道調整を行った結果、衛星はようやく5日に予定軌道に入ることができました。現在、衛星の運行は順調で、後続作業が計画通りに進められています。 |
2017年 7月 05日(水曜日) 17:59 |
第25回国際原子力開発大会がこのほど上海で開幕しました。今回のテーマは「クリーンでグリーン、かつ安全なエネルギー原子力」です。
大会では「中国の原子力開発が今、大規模開発の新しい時期を迎えている。2020年までに中国の原子力発電量は8800万キロワットになり、第三世代の原子力発電技術を含む科学技術イノベーションの成果は先進レベルに達して、世界の原子力発電産業の中心になっていくだろう」との見通しが示されました。 |
2017年 7月 04日(火曜日) 18:58 |
ここ数年、日本旅行を楽しむ中国人観光客の増加に伴って、「モバイルインターネット、つながる生活」を提唱する中国のIT企業が日本に相次いで進出し、海外からの注目を集めています。
東京都渋谷区で今年5月にオープンしたばかりの「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」が7月3日、中国インターネットサービス大手・テンセントのスマートフォン決済サービス「微信支付(WeChatペイ)」の世界100店舗目の旗艦店に加入しました。WeChatペイはこれまでに、日本のドン・キホーテと協力し、渋谷や新宿など国内37店舗でWeChatペイを導入しています。
「お財布のいらない暮らし」というライフスタイルがいま、日本社会に確実に進出しつつあります。
WeChatペイと同時に、支付宝(アリペイ)も日本市場に進出しています。2015年下半期には中国人観光客による日本での「爆買い」ブームがあり、人気の高島屋とビックカメラに次いで、現在は日本各地の空港でも WeChatペイとアリペイが事業を展開しています。
モバイルインターネット技術を用いたサービスとして中国で急成長しているのが自転車シェアリングサービスです。中国で誰もが知るまでに普及したこのサービスは6月に日本市場に進出しており、7月中旬から一部地域でサービスを提供し、年内に10都市にまで拡張する計画です。日本人の生活をより便利に変えることが期待されています。
早稲田大学を卒業したばかりの吉川熊太さんは、在学中に1年間の北京大学への留学を経験しました。吉川さんは中国のモバイル事情を振り返り、「北京にいた時のモバイル決済が懐かしい。タクシー、食事の出前、ショッピングなどを、すべてスマホ1台で済ませることができた。(日本でも)もっと多くの場所でモバイル決済ができるようになってほしい」と話しました。 |
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