第2回中国国際消費財博覧会が25日午前、海南省海口市で開幕しました。

第2回中国国際消費財博覧会は、商務部と海南省人民政府が共催するもので、開催期間は30日まで。展示総面積は10万平方メートル、国内外61の国と地域から2800余りのブランドが出展しています。

7月に入ってから、新疆ウイグル自治区の保護区では、チベットカモシカが出産ラッシュを迎えました。

チベットカモシカの主な生息地の一つである巴音郭楞（バインゴリン）蒙古自治州にある阿爾金山（アルチン山）国家級自然保護区内では、3万頭あまりが出産を控えていて、これまでには3000頭以上が生まれています。また、出産シーズンに合わせ、チベットカモシカの科学調査活動も展開されています。

アルチン山国家級自然保護区にある兎湖地区の平均標高はおよそ5千メートル。周囲は雪山に囲まれていて、チベットカモシカに天敵を避ける天然の障壁を提供しています。

最新の統計データによりますと、現在、保護区内のチベットカモシカの数は5万頭を超えています。

なお、アルチン山国家級自然保護区の主な保護対象は、チベットカモシカ、野生ヤク、チベット野生ロバなど高原有蹄類野生動物を中心とする高原砂漠生態系です。

今年6月末現在の統計によりますと、中国の自動車保有台数は3億1000万台で、うち新エネルギー車は1001万台に達しました。

全国の自動車保有台数のうち3.23％を新エネルギー車が占め、そのうち純電気自動車（BEV）の保有台数は810万4000台で、新エネルギー車全体の80.93%を占めています。

また、今年上半期に新たに登録された新エネルギー車は220万9000台で、昨年上半期の新規登録台数を110万6000台上回り、100.26%増加して過去最高を記録しました。自動車の新規登録台数の19.90%を新エネルギー車が占めています。

深セン大鵬湾LNGハブ港

このほど、6万5000トンの液化天然ガス（LNG）を満載した船舶が中国南部・広東省深セン市の大鵬湾LNGハブ港で荷下ろしを終えました。これにより、同港でのLNG荷下ろし量は累計で1億トンを超え、同港は中国で初めてこの規模に達したLNG港となりました。

推計によりますと、1億トンのLNGは気体の天然ガス1350億立方メートルに相当し、同じ熱量の石炭に比べて、二酸化炭素（CO2）3億5000万トン、二酸化硫黄（SO2）320万トン、煙塵（えんじん）167万トンを削減でき、7億本の植樹に相当するとされます。LNGの利用は、広東・香港・マカオグレーターベイエリアの環境保護と中国の「ダブルカーボン（カーボンピークアウトとカーボンニュートラル）」目標の実現に大きな意義を持ちます。