経済波及効果880億円の「東京スカイツリー」が、あと1年で開業!!
「東京スカイツリー」でまちおこし!!
平成24年春開業を目指し、早くも559メートル(1月22日現在)を超えた東京スカイツリー。すでにそのお膝元である業平橋、押上界隈はカメラ片手の見物客で賑わいを見せている。土日ともなると、未完のスカイツリーを見るために浅草通り沿いに観光バスがズラリと並ぶほどだ。経済効果880億円ともいわれている東京スカイツリー、早くも官民あげてのウェルカム企画が目白押し。さっそく、周辺探検に出かけてみた。
「すみだ地域ブランド戦略」で
スカイツリー周辺産業が元気に
すでに賑わっている東京スカイツリー界隈だが、実際に完成するとどの程度の経済効果が見込めるのか。墨田区産業経済課の鹿島田和弘課長によると「東京スカイツリーが完成したら、最初の1年間の来場者数は2500万人、経済波及効果は880億円に上ると試算している」という。そこで現在、この�スカイツリー旋風�を生かそうと、墨田区ではさまざまな取り組みが行われている。
まずはモノづくりに関する動きを紹介しよう。そもそも「墨田区は生活まわりのモノづくりが中心に行われてきた地域。現在も繊維、印刷、皮革、金属といった分野のモノづくりの伝統が残っている」と鹿島田課長は話す。
しかし、高齢化や後継者不足、海外シフトなどが原因で、事業所数は減少傾向にある。事実、事業所数推移のデータを見てみると、わずか8年間で約1500軒の事業所がなくなっていることがわかる。
そこで、区では「東京スカイツリーの建設計画に合わせて、平成21年度から墨田区のモノづくりをPRし、ブランド化する『すみだ地域ブランド戦略』を展開している」という。具体的には「すみだブランド認証」によるブランド化、「ものづくりコラボレーション」による新商品の開発支援、ホームページやパンフレットなどによる情報発信などを行っているそうだ。
その成果発表を兼ねて、1月15日には「すみだ地域ブランド戦略・シンポジウム」(会場:すみだリバーサイドホール・イベントホール)が開催された。シンポジウムでは水野誠一氏(すみだ地域ブランド推進協議会理事長、(株)IMA代表取締役)がコーディネーターを務め、同じくすみだ地域ブランドにかかわる出口由美氏(『婦人画報編集長』)、藤巻幸夫氏((株)シカタ代表取締役プロデューサー)、松山剛己氏(松山油脂�代表取締役社長)、山田遊氏((株)method代表取締役)がパネリストとして参加。パネルディスカッションでは、パネラーたちが墨田区のモノづくりのポテンシャルを評価するとともに、今後は「伝統のなかに、新しい要素を取り込んでいくべきだ」と指摘した。また、会場にはすみだブランド認証商品やものづくりコラボレーション商品など、この戦略から誕生した約76点の商品が展示され、来場客の注目を集めていた。
さっそく、シンポジウム会場に展示されていた4社にヒヤリングしてみた。(株)片岡屏風店の代表取締役の片岡恭一さんは「ものづくりコラボレーション」に参加し、デザイナーに試作品のパッケージをデザインしてもらったという。「最近はミュージアムショップなどからの引き合いが多いので、洒落たパッケージに仕上げてもらえて助かった」と満足気だった。
製本業を営む(株)伊藤バインダリーはデザインプランナーの松田朋春氏とコラボレーション。「製本業は完全受注産業だが、何とかエンドユーザーに手渡しできるような自社商品を開発したかった」と常務取締役の伊藤雅樹さんは話す。完成した「上質メモブロック」「ドローイングパッド」は、(財)日本産業デザイン振興会の「2010年度グッドデザイン賞」を受賞するなど、早くも注目を集めている。
江戸木箸の(有)大黒屋には、スカイツリブームで直営店を訪れるお客が増えているという。この動きに合わせて代表取締役の竹田勝彦さんは、スカイツリーの高さ634�にあやかって、上部が六角形、中心部が三角形、先端が四角形となるように削った「下町の武蔵箸」を製作。「想像以上に握った感じがいい箸ができた。すでに生産が追いつかないくらい引き合いがきている」と微笑む。
最後に伝統和菓子「砂糖漬け」を手がける(株)梅鉢屋にも聞いてみた。代表取締役の丸山壮伊知さんは「スカイツリーから当社までは1・5キロ以上離れていますが、それでもスカイツリーから歩いて来られる方が増えている。これからもスカイツリー効果に期待したい」と。ちなみに、大黒屋の「江戸木箸 五角・七角・八角 削り箸」「究極相棒」、梅鉢屋「江戸砂糖漬」はいずれも「すみだブランド認証」を受けている製品だ。東京スカイツリーとともに勢いづく墨田区のモノづくり、着実に進化を遂げ、脚光を浴びているようだ。
観光ボランティアの育成で
墨田区の観光を盛り上げる
盛り上がりを見せる東京スカイツリー界隈だが、地域住民からは不安の声も聞こえる。「スカイツリーのなかには、商業施設や水族館、オフィス、展望施設などで構成される『東京スカイツリータウン』がつくられる。なかでも、商業施設『東京ソラマチ』には約300店舗の有名店が入居するようなので、いざ開業してしまうと、周辺地域にお客が来なくなるのではないか」というのだ。
とはいえ、観光客が墨田区まで足を運ぶようになるのは間違いない。そこで、一般社団法人 墨田区観光協会では東京スカイツリーに来た観光客を回遊させる仕組みづくりに取り組んでいる。「墨田区は江戸の庶民文化が花開いた場所。いまだに相撲の両国、芸者のまち・向島が存在する。それに、質の高いモノづくり系企業が集まっているのも特徴だ。こうした“価値”をパッケージ化して、旅行代理店に積極的に売り込んでいきたい」と事務局長の小川幸男氏は話す。
他方、観光協会では「まち歩き観光」を推進するために、まち歩きをサポートする観光ボランティアの育成にも力を入れている。「墨田区の歴史的遺産は水害や火災、空襲などでほとんど残されていない。だからこそ、観光客にその歴史や物語を伝えることが、『まち歩き観光』のポイントになってくる」と話す。昨年は66名のガイドを養成し、現在は約100名の体制で観光客を迎え入れているという。また、観光協会ではガイド育成用の教本『すみだ街歩きガイド』などを販売し、観光資源のPRに努めている。
スカイツリー周辺の商店街が
“スカイツリー旋風”で復活
商店街の動きも活発になってきた。スカイツリーにあやかろうと、押上・業平橋地区の5商店街が協力して、「おしなりくん」というオリジナルキャラクターを制作。いまや商店街のいたるところで、おしなりくんグッズを見かけるようになった。また、商店街と墨田区は商店街に「おしなりくんの家」という観光客向けの休憩所を開設。平日には約200人、休日には約700〜1000人程度が訪れているという。副店長の衛藤早笑さんは「おしなりくんの登場で、この界隈に賑わいが生まれた。今では当店だけでなく、アチコチの店でおしなりくんグッズを販売するようになった」という。
一方では「すみだ地域ブランド」をPRする試みも展開されている。それがアンテナショップ「すみだ もの処」(運営は墨田区観光協会)だ。1階にはすみだブランドに認証された商品のほか、墨田区を代表する名品がズラリと並び、2階では墨田区のモノづくりに関する企画展が行われている。なお、2階では2月15日までプランナーの山田遊氏による「美技礼賛—すみだのものづくりはウマい」が開催中だ。
商店街の老舗店舗も観光客の呼び込みに力を入れている。煎餅屋「みりん堂」では「ぬれそふと」(210円)なる新商品を開発。ぬれ煎餅とぬれ煎餅の間にアイスを挟んだという変り種だが、ぬれ煎餅に染み込んだ醤油の風味が、アイスクリームの甘みと意外にもマッチしている。散策の際には是非とも食べてみたい逸品だ。
5商店街のなかでもっとも知名度を上げたのは、そば処「業平橋かみむら」ではないだろか。昨年以来、依然として高い人気を誇る「タワー丼」(1800円)を食べられるお店だ。アツアツご飯の上には桜海老のかき揚がノッており、さらにその上には三角錐をつくるようにして3本の巨大な海老天が聳え立っている。その高さは約26�というからビックリ仰天だ。来店する観光客の大半がこのタワー丼を注文するというから二度ビックリだ。現在、平日は30食、土日は50食ほど出ているという。
タワー丼を考案した伊藤松博さんは「タワーが建設される前まで浅草通りの通行量は1500人程度だったが、それが今では5000人にまで増えた。今後は各店舗の努力にかかっている。その努力しだいで下町の魅力も倍増する。そうなれば観光客を呼び込めるのではないか」と話す。
モノづくりも商店街も賑わいを見せはじめた東京スカイツリーの周辺地域。これを機にいかにして下町情緒を守り、発信していくかを大いに議論してもらいたいものだ。
江戸木箸
◆(有)大黒屋
ニーズに合わせて約200種の箸を製造
機能性にこだわったオンリーワンの箸作り!!
「もともと食器関係のセールスマンをやっていたが、どうも箸だけは自分にシックリくるものがなかった」。それが理由で箸職人に。そう話すのは大黒屋の竹田勝彦さん。
そんな大黒屋の箸が全国的に脚光を浴びるようになったのは、竹田さんが8年前に作った「五角箸」だった。通常、箸の断面は四角や丸になっているが、竹田さんはそれを試行錯誤の末に五角形に仕上げたのだ。「多くの人は箸を塗りで選ぶ。だが、箸は道具として使うものだから、本来は機能性やデザインを大事にするべきではないか」という思いでチャレンジしたという。すると「この五角形の角度が指の関節にシックリくる」と評判に。イッ気に専門店などからの注文をもらうようになったという。
大黒屋の箸を見て、何より驚かさせるのは箸の上部から先端まで一様に削られていることだ。つまり、上部が五角形であれば、先端までシッカリと五角形を維持しているのだ。「通常の箸は先端にいけばいくほど丸くなっており、物を掴むときに滑りやすくなっている。だから、一本一本、丁ねいに削っていき、先端まで角を残すようにしている」そうだ。
だが、竹田さんのモノづくり魂はそれだけにとどまらなかった。「使い手に合わせた箸を作りたい」と、その後も六角箸や七角箸といった具合に、つぎつぎと新作を発表していったのだ。こうして作りつづけた箸の種類は、すでに200種に上るという。竹田さんのこだわりとオンリーワンの技術は、いまや世界からも高い評価を得ているそうだ。
屏風
(株)片岡屏風店
和室にも洋室にも合わせられる
次世代型の屏風を開発!!
東武伊勢崎線・業平橋駅を降り、住宅地のほうへと足を伸ばすと「屏風博物館」という看板が目に入る。これは屏風職人・片岡恭一さんが「3M運動」(※※)の一環として運営している博物館。1階には数々の屏風が展示されており、2階には工房がある。
最近では「使い古しの着物などを屏風に仕立て直してほしいという注文もある」と片岡さん。「古い着物なら絹か綿で作られているから、水につけたときの伸縮具合が想像できる。ところが、新しいものになると化学繊維が入っていることがあって、そうカンタンにはいかない」という。そこで、そういう場合は「着物のハジを少し切って燃やしてみる。そして、そのときのニオイや燃え方で化学繊維の種類や割合を判断する」そうだ。まさに職人の経験とカンがなせる業である。
屏風に工夫を加えた商品開発もすすめている。そのひとつが「からくり屏風」だ。これは屏風の継ぎ目を動かすことで、絵柄が変わるという不思議な商品だ。また、洋間などにも置けるような屏風作りにも力を入れている。たとえば「通常は1片の横幅が45�だが、洋間用のものは横幅を35�にすることで、シャープな印象を出すことができる」そうだ。
現在、屏風博物館は改装中だが、スカイツリーが完成する頃には「1階と2階を使って、モノづくり体験ができるようなスペースをつくろうと思っている」と片岡さん。というのは「スカイツリーを目当てに来る人たちに墨田区のモノづくりを伝えたい」からだ。はたして墨田区のモノづくりはスカイツリーのお膝元から生まれるか!?
※3M運動とは「小さな博物館」「すみだ工房ショップ」「すみだマイスター」という3つの運動の総称。工場や民家の一部を博物館として公開したり、製造と販売が一体化した新しいスタイルの店舗づくりを推進したり、職人(マイスター)の技術をPRしたりするものだ。
野菜菓子
(株)◆梅鉢屋
散策の折には食べてみたい
江戸時代から伝わる野菜菓子
墨田区には世にも珍しい「野菜菓子」と呼ばれるスイーツがある。これは野菜を数日間、糖蜜で煮込んで乾燥させたシンプルな菓子。現在、この野菜菓子を作っている菓子屋は日本で2軒のみで、そのひとつがこの東京・東向島の梅鉢屋だ。
この野菜菓子、もともとは保存食として作られてきたものだといわれており、かつてはゴボウ、ダイコン、ミカン、コンブなどで作られていたそうだ。たしかに、今でも日本各地にザボン漬、ミョウガ漬、カンピョウ漬などは存在するが、同社のように数多くの野菜を扱っている店はない。ちなみに、梅鉢屋では「季節に応じて14、15種類の砂糖漬を用意している」と丸山壮伊知さんは話す。
野菜菓子を作る際には、ひとつひとつに手間を惜しんではならない。「砂糖漬けを作るには4〜7日ほどかかる。しかも、糖蜜で煮込んでいる間は、アクを取り除きつづけなければならないし、野菜によって糖蜜の染み込み具合も異なる。無論、気温や湿度などにも注意を払わなければいけない」そうだ。
丸山さんは新たな野菜菓子にも挑戦している。たとえば、ゴーヤやナメコといった具合に、従来の野菜菓子にはなかった素材にチャレンジしているそうだ。こうして作られた野菜菓子はお茶会などで使用されることが多かったが、最近は「バーなどの販売ルートも見えてきた」という。
梅鉢屋には茶寮が併設されているので、まち歩きの折に野菜菓子と抹茶で一服というのも良さそうだ。
製本
◆(株)伊藤バインダリー
完全受注産業からの脱却をはかる
中小製本業者のイノベーション!!
この3年間、伊藤バインダリーは「完全受注産業からの脱却」を合言葉に突き進んできた。「08年6月頃から急激に景気が冷え込んでいくのを感じたからだ」と常務取締役の伊藤雅樹さんは話す。
そこで、伊藤さんはエンドユーザー向けの自社商品の開発に挑戦してみることに。最初に伊藤バインダリーがチャレンジしたのは「下駄のミニチュア」だった。ダンボール古紙を利用した厚みのある台紙をつくり、それを下駄の土台にしたという。しかし、売り方もターゲットも想定しなかったため、在庫だけが残ってしまったそうだ。
しかし、この失敗をバネにして伊藤バインダリーは見事に浮上した。そのキッカケとなったのは墨田区の「ものづくりコラボレーション」だった。デザインプランナーの松田朋春氏とタッグを組んだところ、「下駄のミニチュアに使った台紙を生かして、製本会社である伊藤バインダリーならではの�作りやすく、使いやすいもの�とは何か」ということに。松田氏からの提案をもとに、全従業員10名とともに何度も試作を繰り返したという。
ようやく完成した「上質メモブロック」「ドローイングパッド」は紙の素材とデザインにこだわった逸品。台紙の安定感と相まってまさに上質な仕上がりになっており、書き心地はバツグン。画家や建築家など、こだわりの文具を求めるユーザーに愛用されはじめている。全商品17アイテム、価格は800円〜2400円(銀座・伊東屋など全国20店舗、自社ウェブショップで販売中)。
「昨年秋には『2010年度グッドデザイン賞』を受賞、12月には韓国ソウルでの展示会に出展することができた。これを足がかりにして、販路を拡大していきたい」と伊藤さんは意欲的だ。
〈P6カコミ㈪〉
「墨田区・早稲田大学産学官連携事業」で
墨田区と早稲田大学が地域おこしを展開!!
「墨田区・早稲田大学産学官連携事業」とは02年12月に墨田区と早稲田大学が結んだ包括協定のこと。産業振興はもちろんのこと、文化振興、まちづくり、人材育成と幅広い分野での連携を視野に入れているのが特徴だ。具体的には小型モビリティ(移動体)の共同開発、学生たちが地域に入り込む「地域経営ゼミ」(友成真一ゼミ)、ビジネスセミナーや起業塾の開催、墨田区の文化発信と一類に、実に多岐にわたっている。
1月13日には「地域経営ゼミ」の大プレゼンテーション大会が開催され、学生たちは墨田区での研究・調査の結果をプレゼン。墨田区の職人にスポットを当てたグループや商店街のプロモーションビデオを撮影したグループなど、実に個性的な発表が行われた。今後、学生たちが墨田区でどのような活動を見せるか、大いに期待したいところだ。
鳩の街通り商店街から生まれた
“スカイツリー手拭い”が大人気!!
“スカイツリー旋風“は押上・あり平の5商店街から少しはなれた地域にも影響を与えている。たとえば、梅鉢屋ではスカイツリーと猫、下町をモチーフにした「出会い」というタイトルの手拭い(1500円)を販売。スカイツリーの成長とともに、2匹の猫が出会い、家族をつくるまでの過程を描いた愛くるしい作品だ。現在は梅鉢屋のほか、「張福」「天真庵」「上総屋」「スパイスカフェ」「coneru」「前田商店」といった店舗で販売されているという(販売元は「張福」)。
ちなみに、このイラストを手がけたのは、墨田区・鳩の街通り商店街のイラストレーターである長縄キヌエさん。浅草生まれだが、ヒョンなことから墨田区に魅せられ、現在は商店街内のチャレンジショップ「鳩ノ目」にて活動を展開しているという(3月でチャレンジ期間終了につき閉店)。手拭いの売れ行きは順調で、現在はこの手拭を素材にしたバッグ(トートバッグ:2800円、肩掛けバッグ:5000円)も販売しているそうだ。「チャレンジショップが終わってからも、鳩の街通り商店街で4月2日に『古本日和』という古本フリーマーケットを開催します。今後も商店街と協力して、下町の魅力を発信しつづけたい」と意気込んでいる。
「東京スカイツリー」の4つの魅力
1高さ
プロジェクト当初は約610�の予定だったが、自立式電波塔世界一を目指すため、634�にすることに。ちなみに634�は旧地名である「武蔵(むさし)」に由来している。
2形
足元は三角形だが、高さ約300�付近から円形になっている。また、東京タワーの長辺と短辺の比が約「3.5:1」なのに対し、東京スカイツリーは約「9.3:1」と実に細長いのも特徴だ。
3技術
東京スカイツリーの工法には五重塔の心柱制振など、伝統的な技法が活用されている。これは中央部に鉄筋コンクリート造の円筒(心柱)を通し、それを重り代わりにすることで耐震強度を高めるというもの。まさに新旧の技術が融合した建築物といえそうだ。
4ライセンス商品
スカイツリーの画像などを使った土産品開発がすすんでいる。通常、スカイツリーの画像を使う場合は、東武タワースカイツリー�にライセンス料を支払わなければならないが、売上げ1億円まではライセンスフリーで利用できるという(要申請)。販売範囲は墨田区内に限定されるが、独自のスカイツリー商品をつくるには絶好のチャンスになりそうだ。 |