<再稼働7条項>
大飯再稼動7条項 共同提言 京都・滋賀知事、首相に提出
京都府の山田啓二知事と滋賀県の嘉田由紀子知事は17日、京都市内で記者会見し、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を判断する際に必要と考える7条項の共同提言を発表したと各紙が報じた。東京電力福島第一原発事故を踏まえた大飯原発の安全性実現や再稼働の問題点の明示、脱原発依存の工程表提示などを求めている。
<つり天井崩落>
「つり天井」2000施設で崩れ 77人死傷
東日本大震災の際に相次いだ公共施設などのつり天井の崩落被害が、東北や関東地方を中心に約2000施設にも及び、少なくとも5人が死亡、72人が負傷していたことが、国土交通省の調査で分かったと各紙が報じた。激しい揺れで接合金具が外れたことなどが主な原因。柱や壁が無事な施設も多く、つり天井の弱さが浮き彫りになったという。
<人口減少>
日本の人口減少幅 最高の25万9000人 大震災影響で
総務省が17日発表した2011年10月1日時点の人口推計によると、外国人を含む総人口は1年間で25万9000人減少し、1億2779万9000人となった。減少数、率とも現行基準で統計を取り始めた1950年以降で最大。同省は、死亡者が出生者より18万人多く、東日本大震災で外国人の出国者が入国者を5万1000人上回ったためとみている。福島県は1.93%の減少。
<IMF資金増強>
IMF資金増強で日本が600億ドル支援 安住財務相が表明
安住淳財務相は17日の閣議後の記者会見で、国際通貨基金(IMF)が欧州債務危機の拡大を防ぐために検討している資金基盤の増強策について、日本政府として600億ドル(約4兆8000億円)の支援を行うことを明らかにしたと各紙が報じた。IMFの第2位の出資国として危機防止に貢献する姿勢を打ち出すという。
<天望回廊>
スカイツリー、450mからの絶景 「天望回廊」初披露
5月22日に開業する東京スカイツリーで17日、二つの展望台のうち上にある「天望回廊」が初めて公開されたと各紙が報じた。一般の人が行ける最も高い場所で、高さは450メートル。開業から1年間の来場者は540万人、複合施設全体で3200万人を見込むという。
<東北リコー>
リコー、トナー増産 110億円投じ宮城拠点の設備増設
各紙によればリコーは17日、カラーデジタル複合機や商業印刷機に使われる重合トナーの生産能力を増強すると発表した。110億円を投じて、東北リコー(宮城県柴田町)に年1800トンを生産できる設備を増設するという。 |