<クールビズ>
クールビズ始まる
夏の電力不足に備えた節電の一環として、政府は、冷房の設定温度を上げて軽装で過ごす「クールビズ」を例年より1か月早く1日から始めた。「クールビズ」は、地球温暖化対策として、例年、6月から9月までの4か月間行われてきたが、ことしは国内のすべての原発が停止する見通しになるなど電力事情が厳しくなることが予想され、政府は、去年に続き期間を前後1か月ずつ延ばして5月から10月で行うことにしたもの。
<消防団>
消防団 手当増額の動き 沿岸部自治体 団員減少歯止め狙う
東日本大震災の発生後、本県沿岸部の自治体で消防団員の出動手当を増額する動きが広がっている。団員減少に歯止めをかける狙いのほか、震災時の活動に対する感謝や慰労の意味を込めたもので、読売新聞の調べでは、陸前高田、大船渡、釜石、大槌、宮古、久慈の6市町が手当を引き上げた。沿岸部では震災で多くの団員が死亡・行方不明になった上、退団者が相次いだため団員が減少しているという。
<カナダに漂着>
宮城ナンバーのハーレーがカナダに漂着 津波で流出か
各紙によればカナダ西部のブリティッシュコロンビア州にあるハイダグアイ島の海岸で、宮城ナンバーのオートバイが漂着しているのが見つかったと現地テレビが伝えた。東日本大震災の津波で流出したものの可能性があり、在バンクーバー日本総領事館は、日本の外務省に連絡した。見つかったのは、米国の大型オートバイ、ハーレーダビッドソン。カナダ放送協会(CBC)によると、オートバイは4月18日、人けのない海岸で小型の個人用コンテナに入った状態で見つかったという。
<ツアーバス規制>
走行上限1日670キロ見直しへ 1人運転時のツアーバス
各紙によれば群馬県藤岡市の関越自動車道のツアーバス事故を受け、国土交通省は1日、高速道路でツアーバスを含む貸し切りバスを運転手1人で走らせる場合に、1日当たりの走行距離の上限を見直す方向で検討を始めた。現行は2日間の平均で670キロだが、事故を起こしたバスの目的地までの距離は最短で約540キロのため1人での運転が可能だった。事業者数や車両数の増加とともに価格競争が激しくなり、安全対策が不十分な事業者もあると指摘されており、事故原因の調査状況も見ながら議論を進めるという。
<八十八夜>
夏も近づく八十八夜 狭山茶の茶摘み
立春から88目の1日、埼玉県入間市や所沢市など狭山茶の主産地で「八十八夜新茶まつり」があったと各紙が報じた。昨年は東京電力福島第1原発事故による放射性物質の影響で、出荷停止など大きな痛手を受けた。今年は、生葉、生葉を乾燥させた荒茶、流通する製品−−の3段階でチェックし、安全をアピールするという。
<東京スカイツリーで訓練>
東京スカイツリー 天望デッキから階段で避難訓練
東京スカイツリーで30日、テロ災害対処訓練のほか、天望デッキの一階から地上まで、階段で避難する訓練も行われた。避難訓練に参加したのは、墨田区の消防団員の男女100人で、1920段を40分ほどかけて下りたという。 |