<東電、家庭電気料金値上げ>
東京電力が家庭電気料金の値上げを申請、標準家庭モデルで月額480円増
東京電力は11日、家庭向け電気料金の値上げを政府に申請した。7月1日から平均して10.28%値上げする内容で、一般的な家庭では値上げ率6.9%で月額料金が480円上昇する。申請を受け、今後政府は専門家による委員会で申請内容をチェック。審査の結果によって、値上げ幅が減るなどする可能性があるという。
<独法職員給与削減>
独立行政法人などの職員給与削減へ 政府が年700億円の財源捻出
政府は11日、国家公務員給与の削減に合わせ、独立行政法人や国立大学など公的機関の職員の人件費を削減する方針を決めたと各紙が報じた。安住淳財務相が同日の閣議後会見で明らかにした。国が各機関に支出している運営費などを減額して、年間700億円の財源を捻出、東日本大震災の復興に充てる見込みだという。
<スーパーセル>
「スーパーセル」から三つ同時に発生 福島の突風も竜巻
北関東で6日に起きた竜巻被害で、気象庁は11日、茨城と栃木両県で確認された計3本の帯状の被害は、別々の三つの竜巻がもたらしたと明らかにしたと各紙が報じた。いずれも発達した巨大な積乱雲「スーパーセル」から生まれた可能性が高いとしている。被害も最長31キロに及んでおり、長い距離を移動する竜巻が三つ同時に発生するのは異例という。
<ビックがコジマ買収>
ビック、コジマ買収発表 140億円、家電量販2位に 業界再編加速へ
家電量販5位のビックカメラは11日、同6位のコジマを買収すると発表したと各紙が報じた。合計の売上高は1兆円規模となり、業界首位ヤマダ電機に次ぐ2位に浮上する。薄型テレビの販売不振などで家電量販各社は苦戦が続いており、経営統合で生き残りを図る。
<ヘッドアップディスプレー>
フロントガラスに道案内 パイオニアがカーナビ新製品
各紙によればパイオニアは8日、自動車のフロントガラスの前方に目的地へのルート案内を表示できる新しいタイプのカーナビを7月下旬に発売すると発表した。自動車の運転席上部に設置した「ヘッドアップディスプレー」と呼ばれる透明な板状の表示装置を透かして見ることで、運転者からは約3メートル前方に縦30センチ、横90センチ相当の大きさで、ルート案内や目的地までの距離、到着予想時刻などが浮かび上がって見える。実際の風景に重ね合わせて、案内の矢印などをカラーで表示できるようにしたという。 |