紅葉スポットとして知られている中国遼寧省本溪市にある関門山景勝地は、今、大勢の観光客で賑わっています。本溪での紅葉の見ごろは毎年9月下旬から10月中旬です。期間中には、赤や黄色、緑が入り混じる木の葉が山全体を染め上げるだけでなく、水面に映るなどして、山水の美を作り出しています。この光景を多くの観光客が立ち止まり、次々とカメラにおさめています。
米携帯電話会社スプリント・ネクステルの買収を15日に正式発表したソフトバンクの株価が16日、大幅に上昇したと各紙が報じた。2兆円規模とも言われた新たな債務負担により財務体質の悪化が懸念されたものの、前日の記者発表会でソフトバンクの孫正義社長が、既存の株式の希薄化を伴うようなエクイティファイナンスではなく、手元資金と借り入れによる現金を用いた買収であると説明。スプリントの経営が上向いていること、全体として資金繰りのめどが立っていることが分かったことにより、買い安心感につながったと見られるという。
全日本空輸は15日、成田空港とミャンマーの最大都市ヤンゴンを結ぶ路線を就航したと各紙が報じた。日本とミャンマーを結ぶ定期便は12年ぶり。民主化が進むミャンマーは日系企業の進出意欲が高まっており、全日空は、ビジネス客の取り込みを目指すとともに、観光需要の拡大にも期待。定期便は週3往復で、全38席がビジネスクラスだけの小型機を使う。全日空は2000年まで関西―ヤンゴン線を運航していたが、政情不安を理由に取りやめた。その後、日本―ミャンマー間はタイや台湾、ベトナムなどで飛行機を乗り継ぎ10時間以上かかっていたが、今回の定期便就航で約7時間に短縮されるという。
中国の格安航空会社、春秋航空は16日、高松―上海(浦東=プートン)で週3往復運航している定期チャーター便のうち、18日搭乗分から12月20日まで、50席を上限に「片道1円」で売り出すと各紙が報じた。同社は、佐賀―上海便でも17日搭乗分から「片道1円」を始めている。高松―上海便は今年3月から週3往復に増便し、8月の搭乗率は87.7%だった。だが尖閣諸島問題の深刻化でキャンセルが相次ぎ、一部の便で搭乗率が約4割に落ち込んでいた。