東京スカイツリーと商業施設を合わせた「東京スカイツリータウン」の来場者は、開業からの半年間で2792万人に上った。運営する東武鉄道などが22日、発表したと各紙が報じた。1年間の来場者見込みは4400万人で、そのペースより27%多い。同社は「順調に営業でき、秋の行楽シーズンも多くの客が訪れた」としている。1年間の来場者見込みは10月末、好調のため3200万人から上方修正した。4400万人は、東京ディズニーランドとディズニーシーの昨年度の入園者(計2534万人)の1.7倍という。
格付け大手のフィッチ・レーティングスは22日、業績不振に陥ったパナソニックとソニーの格付けをいずれも投機的水準に引き下げたと発表したと各紙が報じた。両社とも投資適格で最下位の「トリプルBマイナス」だったが、パナソニックは2段階格下げの「ダブルB」、ソニーは3段階格下げの「ダブルBマイナス」とした。大手格付け会社から投機的とされたのは、いずれも初めてとみられる。投機的に格付けされると、投資家が社債や株式などの購入に慎重となるため、資金調達の環境が一段と悪化する。
各紙によればシャープは22日、人物を等身大で表示できる90型のデジタルサイネージ(電子看板)用ディスプレーを13年1月28日に発売すると発表した。90型は業務用の液晶ディスプレーとしては業界初。縦置きにすると画面サイズは縦1.9メートル、横1.1メートルで、長身のファッションモデルも全身を映し出せる。駅構内や商業施設の大型広告用のほか、オフィスや官公庁、工場への納入を想定している。参考価格は約260万円という。