日立コンシューマ・マーケティングは、2010年に日立リビングサプライ社が販売したふとん乾燥機において、電源プラグの根元から発火する事故が1件発生したことを発表したと各紙が報じた。発火未然防止のため、対象製品の本体を改善品に無料で交換する(付属品除く)。今回発火事故が起きた製品では、電源コードを無理に曲げたり引っ張ったり、ねじった状態で繰り返し使用した際に、電源コードのプラグ出口内部の芯線が徐々に断線し、発熱する場合があるという。
各紙によれば世界で初めて電動アシスト自転車を売り出したヤマハ発動機で、欧州向けの基幹部品が急伸中だ。2014年の輸出台数は前年の16倍の5万3千台となり、15年は8万台をねらう。モーターやセンサーを集めた基幹部品の「ドライブユニット」で、大ヒットした欧州向けの新製品は、13年後半に生産が始まった。 ドイツやスイスなどの欧州では、電動アシスト自転車市場が急成長し、年間100万台ほど売れている。険しい山道の上り下りや長距離ツーリングなど、欧州ならではの使われ方もあり、市場規模はいまや日本の2倍だという。
英石油大手BPが10日発表した世界のエネルギー統計によると、2014年の原油生産量(1日あたり)で米国が前年まで首位だったサウジアラビアを上回り、世界最大の産油国になった。BPによると、米国が首位に立つのは1975年以来39年ぶり。米国ではここ数年、シェールオイルの生産が盛んで一気に首位に立ったという。
再生可能エネルギー固定価格買い取り制度に基づき、九州電力が4月に受け付けた太陽光発電の接続契約の申込件数が788件で、前年同月(7053件)より88%減ったことが分かったと各紙が報じた。新ルールで九電が発電事業者に求められる出力抑制の期間が無制限になったことに加え、買い取り価格が引き下げられた影響で、太陽光の普及拡大に急ブレーキがかかっている。