ANAホールディングス傘下で航空貨物国内大手のANAカーゴは、半導体製造装置や医療機器などの大型精密機器の輸送サービスに本格参入する。これまでの主力機材では狭くて難しかったが、米ボーイングの大型貨物機「777F」を導入するのに伴い6月からサービスを始める。貨物では半導体を中心に輸送してきており、製造装置にまで幅を広げ、利益率を高める。
日銀は10年後に国内で営業する地方銀行の約6割で、純損益が赤字になるとの試算を公表した。人口減少などを背景に貸出残高の伸びが縮小し、特段の措置を講じない限り収益悪化が止まらないという。日銀は警戒を強め「金融機関間の統合・提携や、他業態との連携も有効な選択肢となり得る」と提言している。
日本電機工業会が22日発表した平成30年度の白物家電の国内出荷額は前年度比4.3%増の2兆4689億円となり、8年度以来22年ぶりの高水準だった。昨夏の猛暑によりエアコンが大幅に伸びたことが寄与した。白物家電の出荷額がプラスとなるのは4年連続。エアコンの出荷台数は8.4%増の981万5千台で、統計が残る昭和47年以降で過去最大となった。出荷額は9.52%増の8044億円。冷蔵庫と洗濯機の出荷も台数、金額ともに増加した。
日本マイクロソフトは22日、今年8月の1カ月間は金曜日をすべて休業し、「週休3日」にすると発表した。有給休暇とは別の「特別有給休暇」とし、全オフィスを閉める。休暇中の家族旅行や自己啓発、ボランティア活動向けに会社がプログラムを用意したり、費用を最大10万円補助したりする。