トヨタ自動車は10月3日、コミュニケーションロボット「KIROBO mini」を3万9800円(税別)で今冬以降に発売すると発表した。高さ10センチと小型で、ユーザーと雑談などが楽しめる。個人向けロボットという「トヨタが全く経験したことがない」新製品だが、「人が愛車とパートナーになるように、心を通わせることができる存在を目指した」という。
年収約106万円(月収8万8千円)以上などの条件を満たすパートたちが、1日から新たに厚生年金の加入対象になる。対象は25万人程度の見込み。老後の生活安定につながる一方、保険料負担を避けるため勤務時間を減らす人も出そうだ。人手不足に悩むスーパーなどでは影響を懸念する声も上がる。厚生年金の対象拡大は、パートと正社員との格差を狭める狙いがある。
ソフトバンクグループの孫正義社長は30日、訪問中の韓国で朴槿恵大統領と会談し、人工知能(AI)やあらゆるモノをインターネットでつなぐ「モノのインターネット(IoT)」など新産業分野で対韓投資を拡大し、今後10年以内に5兆ウォン(約4600億円)規模の投資を進めると表明した。大統領府の発表によると、朴氏は会談で国家戦略として新産業育成に力を入れていると強調し、こうした分野での対韓投資の拡大を要請。
百貨店の閉店が相次いでいる。そごう柏店と西武旭川店が30日、営業を終了。三越千葉店も来年3月の閉店を決めるなど、経営環境の悪化を受け、大手だけでも来年までに7店舗が姿を消す。大型ショッピングセンター(SC)やコンビニエンスストア、ネット通販の台頭などで顧客離れに歯止めがかからず、売り上げが減少。中国人観光客による“爆買い”の鈍化も追い打ちをかける。