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中国国内の大学にて、日本語科の学生に対して配布されるフリーペーパー
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中国日本商会が「中国経済と日本企業2016年白書」を刊行 印刷
2016年 6月 20日(月曜日) 23:30

在中日系企業を代表する団体、中国日本商会は20日、北京で「中国経済と日本企業2016年白書」を刊行しました。同商会の田中一紹会長、田端祥久副会長は記者会見に出席、挨拶を行いました。

田中会長は挨拶の中で、「本白書は、中国日本商会及び中国各地の商工会組織に属する日系企業(総計8894社)が直面している課題の分析及び解決のための建議を取りまとめたものだ」と白書を紹介、また、「中国に進出する日系企業数は2012年末実績で23094社となり、国別ではトップとなっている。貿易規模でも2015年実績で第2位であり、中国の貿易額の7.0%を占めている。中国政府が第13次5ヵ年計画の実現に向けて成長の質と効率の向上を図っていく上で、日本企業は引き続き重要な役割を果たしていくと確信している」と述べました。

田端副会長は記者会見の中で、「人件費の高騰や、労働力の確保の難しさといった中国のビジネス環境の変化などを背景に、2015年における日本の対中投資は前年比25.9%減の32億ドルとなり、3年連続で減少している。このことから、輸出型企業にとっての中国の優位性が低下している一方で、内販型企業では、中国を有望な市場と捉え、中国市場の開拓を強化しようとしている。2015年は、輸出型が減少し内販型が増加するという、日系企業の中国投資戦略の転換点になったものと思われ、こうした日系企業の動向は、中国が投資主導から消費主導の経済への転換を目指し、消費分野の開拓を行おうとする日系企業の投資意向を円滑に実現するためにも、各分野での改革進展が大いに期待される」と語りました。

なお、2016年版白書の訴求点について、「公平性の確保」を全体コンセプトとし、1.近代的市場体系の完備、2.行政管理体制改革の深化、3.対外開放新体制の完備の建議の三要素としており、今年の最重点の分野を「省エネ・環境」と「物流」であるとしています。

※白書は http://www.cjcci.biz/public_html/whitepaper/white_paper_2016.html

こちらからダウンロードすることができます。

 
2016年B20サミット、9月上旬中国杭州で開催 印刷
2016年 6月 17日(金曜日) 09:26
2016年G20ビジネスサミット(B20)組織委員会が16日、記者会見を行い、「B20サミットは9月3日から4日にかけて杭州で開催され、世界商工業界の代表約1000人が参加する」と明らかにしました。

 

2016年B20 組織委員会副主任で、中国貿易促進会の尹宗華副会長はその際、「今年のB20サミットはG20 サミットのテーマと呼応して、金融による経済成長の促進、貿易投資、インフラ施設、小中企業の発展、就業、腐敗取締りといった6つの議題が設けられている。また、これに対応して世界商工業界が広く参加する議題活動グループとフォーラムを設置した。話し合いと討議を経て、B20政策提案報告草案がほぼ出来上がった」と述べました。

G20メカニズムの重要な関連活動として、B20 はすでに各国商工業界が世界経済の管理に参加し、世界経済成長を推進する重要なプラットフォームとなりました。B20は議題活動グループ会合とサミット活動の開催を通して、世界商工業界の意見を取りまとめ、政策提案報告を制定した後、それをG20サミットに提示し、G20加盟国指導者の政策制定時の参考とします。

 
2016年第二陣日本大学生代表団が北京で歓迎会 印刷
2016年 6月 16日(木曜日) 11:56

中国日本友好協会の招きにより、今年二陣目となる日本の大学生代表団が14日に北京師範大学を訪れ、学生らと交流しました。夕方から北京市内の貴賓楼飯店で歓迎会が開催されました。

交流会では、約100人の学生が2つのグループに分けられ、1つのグループは囲碁愛好家の中国人大学生との囲碁で交流、もう1つのグループは北京師範大学日本語部の学生との文化交流を行いました。中日の大学生は碁盤上で熱戦を繰り広げたり、ファッション・文化や漫画・アニメなどのホップカルチャーについて熱く語り合いました。

今回囲碁グループに参加した中国大学生は殆ど日本語の喋れない学生ばかりで、参加した学生は「小さな碁盤が、交流の舞台となって、囲碁のプレーヤー同士の心をつなげた。言葉が通じなくても、一つの碁盤に向かって、同じルールに従って、囲碁を楽しみ、交流することができた」と語りました。

歓迎会には、中国人民対外友好協会の宋敬武副会長を始め、在中国日本国大使館の山本恭司公使、北京師範大学と日本各大学の学生約百名らが参加しました。

席上、中国側代表の宋副会長が挨拶に立ち、「青少年は国の未来と希望であり、中日友好の伝統もまた、両国の若者が継承し、発展させなければならない。今回の代表団の大学生の皆さんは大学から集まっていただけではなく、日本棋院からの推薦を受けたアマチュア学生棋士の方もいると聞いている。囲碁は両国の人々に愛されている競技であり、中日両国の人々が交流を深める重要な方法でもある。今回の訪中団の学生の皆さんには、ぜひ囲碁を含む様々な方法での交流を通じて、中国の同年代の学生と互いに理解を含め、友情を育まれるよう願っている。また、中日友好のかけ橋となり、共に友情という名の種を撒き、中日友好という名の木が大樹になるよう育ててほしい」との期待を述べました。

一方、山本公使はこれに応え、「1972年国交正常化以来、日中間の各分野での交流を積み重ね、幅広く発展させてきました。日中関係が非常に厳しい時代を迎えていた時も、両国の未来である青少年の交流は途切れることなく、大きな活動を展開してくることができました。今回のイベントが成功するよう願っている」と乾杯の挨拶を行いました。

その後、中日両国の大学生らは、中国の民族舞踊、日本舞踊、ピアノや伝統楽器を伴奏に美しい歌声を披露したり、中華料理に舌鼓みを打ちながら楽しい会話に花を咲かせました。

なお、今回の訪中団は今月19日まで滞在する予定で、北京での交流を終えた後、更にアモイと上海を訪れ、名所旧跡などの見学や中国の大学生との交流を予定しています。

 
故宮で明の時代の大型宮殿遺跡を発見 印刷
2016年 6月 14日(火曜日) 20:42
北京故宮博物院はこのほど「故宮研究院考古研究所は慈寧宮広場長信門の北西側で、明の時代の大型宮殿建築の基礎遺跡を発見した」と発表しました。

この遺跡は建築構造、工事の方法、出土した遺物などから、以前、慈寧宮の花園の東側で発見された明朝の大型宮殿遺跡とほぼ同じ明朝早期に建てられ、後期に廃棄されたものとみられます。

この遺跡は北京の都市の変遷、中国古代の建築技術などの研究において重要な価値があり、人々が故宮という世界文化遺産の歴史を知る上での貴重な参考となります。

 
中国、5月のCPIは 2%増 印刷
2016年 6月 10日(金曜日) 19:07
国家統計局が9日発表したデータによりますと、5月の消費者物価指数(CPI)は前の年の同じ時期と比べ2%上昇しました。4月までは3カ月連続して2.3%という、高めの水準でしたが、ここにきて0.3ポイント下がっており、ここ4ヶ月間の最低値となりました。

CPIの変化に影響を与えた主な要素は食品価格だとみられます。食品・酒・たばこの価格は前年同期比4.7%上昇し、肉類の価格も20.8%、そのうち豚肉は33.6%上昇、また、野菜の価格が6.4%増えた一方で、果物は7.6%下がりました。

このほか、医療保健、住居、衣類、教育、文化、娯楽などの価格は上昇しましたが、交通と通信の価格は2.6%下落しました。

国家統計局都市局の余秋梅上級担当者は「年初の寒波の影響で、野菜の栽培と運輸が影響を受け、野菜の価格は例年の同じ時期を大きく上回った。その後、市場供給の増加に伴い、野菜の価格は正常に戻った」と分析しました。

 
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