2023年 1月 20日(金曜日) 18:34 |
中国航天科技集団(CASC)がこのほど発表した「中国宇宙科学技術活動青書(2022年)」によりますと、中国が2023年に行うロケットの打ち上げは60回以上になるということです。
この計画によりますと、2023年には200機以上の宇宙機を打ち上げ、一連の重大任務を展開する予定です。中には、天舟6号、神舟16号、神舟17号の3回の打ち上げ任務が含まれています。この計画で宇宙への進出や宇宙利用、宇宙探査の能力が高まることが期待されています。長征シリーズ運搬ロケットの打ち上げ回数は500回を突破するということです。
また、ビジネス宇宙開発については、産業体系と市場体系が徐々に形成され、ビジネス宇宙開発のペースは加速されています。 |
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2023年 1月 18日(水曜日) 18:16 |
中国の月探査機「嫦娥4号」が2019年に送信した世界で初めて近距離から撮影された月の裏側の写真
中国で宇宙開発を担当する国家航天局(CNSA)によりますと、中国は月探査プロジェクトの全体計画に基づき、2024年に中継通信衛星「鵲橋2号」を打ち上げ、後続の「嫦娥6号」「嫦娥7号」「嫦娥8号」の任務に中継通信サービスを提供します。
CNSAによりますと、「嫦娥6号」は24年から25年にかけて、月の裏側で月のサンプルを採取する任務を遂行します。任務のチーフデザイナーである胡浩氏によりますと、「嫦娥6号」が着陸する月の裏側には通信が届かないため中継通信衛星によるサポートが必要です。そのため24年の年初に「鵲橋2号」を打ち上げるとのことです。
CNSAはまた、「嫦娥5号」が地球に持ち帰った月のサンプルに関する科学研究成果も発表しました。中国の科学者らはそれらに対する研究を通じて、月の年齢を20億3000万年と正確に測定し、月のマグマ活動と熱進化の歴史に関する人類の認識を改めました。 |
2023年 1月 16日(月曜日) 23:18 |
中国の高速列車「復興号」ファミリーの中で最も「寒さに強く」、最もインテリジェントな極寒地仕様スマート動車組(新型高速列車)CR400BF-GZ型「復興号」が中国東北部の黒竜江省に配備され、春節の鉄道輸送のピーク期間中に、中国最北端の寒冷高速鉄道で初めて運行されることになりました。これは時速350キロの高速列車「復興号」が現在配備されている路線の中で最も高緯度で寒冷な地域です。
黒竜江省で初めて運行される復興号極寒地仕様インテリジェント動車組は現在の復興号ファミリーの中で最高の速度レベルを持つ高速列車です。標準型の復興号高速列車に比べ、新型極寒地仕様インテリジェント動車組は低温や氷雪に強く、中国東北部のマイナス40度という極寒の環境下でも通常走行が可能です。動車組に使用されている材料、電気部品および車体、台車、空気ブレーキなどのシステム部品はいずれも低温に耐えるよう設計されており、高速列車に特殊な「耐寒」性能を持たせています。
極寒地インテリジェント動車組「復興号」は一連のテストと無荷重試験運行を経て、近日中に黒竜江省内のハルビン-チチハル、ハルビン-牡丹江、牡丹江-ジャムスなどの高速鉄道路線で旅客運転を行い、春節の旅客移動のピーク期間中の旅客輸送を後押しするということです。 |
2023年 1月 12日(木曜日) 21:24 |
商務部の束珏婷報道官は12日の定例記者会見で、2022年、中国の貨物貿易のクロスボーダー人民元決済額が前の年の同じ時期と比べて37.3%増加の7兆 9200億元(約153兆円)、直接投資のクロスボーダー人民元決済額が同じく16.6%増加の6兆7600億元(約130兆円)だったと伝えました。
束報道官によりますと、商務部と中国人民銀行はこのほど共同で、「対外経済貿易企業の人民元クロスボーダー使用拡大による貿易投資利便化促進のさらなる支援に関する通知」を発表しました。この文書によって、対外貿易企業による人民元のクロスボーダーの使用を拡大することがより支持され、対外貿易企業の取引決済・投融資・リスク管理などの市場ニーズをよりよく満たすことが促進されます。
「通知」は9項目に的を絞った措置を提起していて、銀行がクロスボーダー人民元金融商品を積極的に革新することを支持しています。また、自由貿易試験区や自由貿易港・国外経済貿易協力区などの開放プラットフォームに依拠し、関連資金・基金および輸出信用保険などの支持の役割を発揮することを奨励しています。さらに、各地で企業の需要を適時に反映できるよう推進し、銀行と企業のより良い連結を促進することに注力することなどが示されています。 |
2023年 1月 05日(木曜日) 12:45 |
中国自動車協会がまとめた税関総署のデータによると、2022年1月から11月の中国自動車関連商品の輸出額ランキングの上位10カ国は、米国、メキシコ、ロシア、英国、ベルギー、日本、ドイツ、韓国、オーストラリア、アラブ首長国連邦(UAE)の順でした。
前年同期比では、米国、日本、ドイツへの伸びはやや鈍化したものの、その他の国はいずれも急速な成長を見せており、特にアラブ首長国連邦の成長が際立ちました。
上記10カ国への自動車商品の1月から11月までの輸出総額は計674億9000万ドルで、自動車商品の輸出総額の46.3%を占めたということです。 |
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