2017年 11月 30日(木曜日) 00:07 |
朝鮮が新たに開発した大陸間弾道ミサイル「火星15型」の発射実験成功の発表を受けて、国際社会は、朝鮮の行為は国連の関連決議に違反し、地域および世界の平和と安定を脅かす行為だと非難しています。
国連のグテーレス事務総長は報道官を通じて声明を発表し、「朝鮮の弾道ミサイル発射実験は国連の関連決議に対する公然たる違反であり、国際社会の共通認識を完全に無視したものだ」と厳しく非難した上で、現地時間29日午後、対応措置について話し合うための緊急会合の開催を明らかにしました。
また、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日午前の国家安全保障会議で、朝鮮側の行動を非難した上で、韓国は引き続き防衛力を強化して朝鮮の核放棄を目指し、国際社会と共に揺らぐことのない効果的な措置を取っていく姿勢を示しました。
さらに米国のトランプ大統領は韓国の文在寅大統領、日本の安倍晋三首相と電話会談し、朝鮮の核ミサイルは安全を損ない、外交と経済の孤立状態を深刻化させるだけだと強調しました。
このほか、ロシア、欧州連合(EU)なども朝鮮を非難し、関係側の自制を求めています。 |
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2017年 11月 28日(火曜日) 22:14 |
李克強首相は11月27日、ブダペストで、第6回中国•中東欧諸国首脳会合「16+1」に出席しました。今回の首脳会合で収めた成果は中国と中東欧諸国の経済貿易と投資関係が新しい時期に入ることを推し進めるだろうと見られます。
今年は「16+1」協力5周年にあたります。この5年来、「16+1」協力の度合いが強化されつつあり、メカニズムも一層成熟し、各分野での協力も大きな進展を見せています。
この5年来、中国企業の16カ国への投資額は30億から90億ドルに上りました。2012年から2016年までに中国が中東欧諸国から輸入した農産品の年間平均成長率は13.7%になったとのことです。
中国の目標は中国と中東欧諸国のそれぞれの優位性を生かし、双方のより大きな経済成長空間を掘り出すことです。
今回の「16+1」会合はEU・欧州連合やオーストリア、スイス、ギリシャ、ベラルーシ、欧州復興開発銀行などの代表とオブザーバーの出席を要請しました。これは中国が域外の国と機構が「16+1」協力枠組の下で三者協力を行うことを歓迎し、ウィンウィンを実現する立場を表明しました。 |
2017年 11月 27日(月曜日) 22:06 |
世界で最も古い沈没船「南海Ⅰ号」について、「『南海Ⅰ号』発見と研究国際学術フォーラム」が25日と26日、広東省陽江市の海陵島で行われました。それによりますと、これまでに「南海Ⅰ号」から文物21000点余り、標本2600点を発見したということです。
「南海Ⅰ号」は、これまでに中国で発見された最も古くて、船体が最も大きく、保存が最もよい沈没船で、中国ないし東アジア、東南アジアの古代の造船、陶磁器、水上運輸、貿易などの歴史を研究する上で特別な意義があると同時に、海上シルクロードの存在に動かない根拠を提供しています。
「南海Ⅰ号」は、1987年に広東省の上下川島海域で発見され、2007年に潜函工法で引き揚げられました。2013年に、船内での考古発掘作業が始まりましたが、現在も続けられています。
「南海Ⅰ号」はその長さが22メートル、幅が9メートルです。これまでに陶磁器や銅器、鉄器、金銀器、漆器、貨幣、辰砂、動植物の残骸、植物の種など文物21000点と標本2600点が出土しました。そのうち、磁器が19000点余り、金の器が180点、銀塊が183点、鉄器が84トン、銅器が170点、鉛や錫の器が85点、竹器が13点、木器が46点、漆器が28点、石器が25件、銅銭がおよそ17000枚です。 |
2017年 11月 26日(日曜日) 10:44 |
中国の王毅外相は24日午後、北京でフランスのル・ドリアン外相と会談を行いました。双方は「中仏関係はイデオロギー、制度と文化の相違を超えた関係で、協力ウィンウィンの道を歩んできた」との見方を示しました。
王毅外相とフランスのル・ドリアン外相は約1時間ほど会談を行った後、共同記者会見を行いました。王外相は「会談の内容は豊かなもので、双方が今後、互いの関係をよりアップグレードする必要があることで見解の一致を見た」と述べました。
王外相はまた、「中国はヨーロッパの未来に自信を持っており、欧州一体化を断固支持し、ヨーロッパの平和、成長、改革、文明と言ったの四大パートナー関係を推進し、フランスが中欧の関係発展にさらに新たな貢献をすることを期待している」としました。
これに対して、ル・ドリアン外相も、仏中関係の発展の勢いが良好で、双方は相互信頼を増し、相互尊重し、相互開放し、協力の潜在力をさらに掘りだしていく考えを示しました。
両外相は、マクロン大統領の訪中など次の段階のハイレベル相互訪問のために周到な準備を行って、中仏関係を新たな段階へと引き上げていくことで見解の一致をみました。 |
2017年 11月 22日(水曜日) 21:12 |
中国の電力大手の国電グループと石炭企業の神華グループがこのほど合併し、「国家エネルギー投資グループ」が発足しました。産業界全体にわたる競争力が備わり、実力のある総合エネルギー会社となるとみられています。
国電グループは、世界最大規模の風力発電設備を持つ会社で、神華グループは世界最大の石炭企業です。合併手続きはほぼ完了し、総資産が1兆8000億元を超える世界最大の電力エネルギー投資グループとなる見込みです。
国務院の国有資産監督管理委員会の白英姿局長は、この合併について「新会社の国家エネルギー投資グループは、石炭の生産量や販売量、発電容量、石炭液化燃料の生産量などが世界最大となり、強い競争力を持つ総合的なエネルギー会社になるだろう」と述べています。 |
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