2017年 11月 06日(月曜日) 23:26 |
中国銀聯が5日明らかにしたところによりますと、アメリカでは、銀聯カードによる決済のネットワークができつつあります。現在、ほとんどのATMで銀聯カードによるキャッシングができます。また、80%以上の商店では銀聯クレジットカードによる支払いができます。ニューヨークや、ハワイ、サンフランシスコ、ロサンゼルス、オーランド、シカゴなどのショッピングセンターやアウトレットでは90%以上は銀聯クレジットカードで決済できます。
アメリカ商務省が発表したデータによりますと、2016年、アメリカを訪れた中国大陸の観光客数は前年に比べ15%増の約300万人に達したということです。また、アメリカ各地にある観光業者や小売業者、飲食業者は中国人観光客を重要なサービス対象にしており、多くの業者は中国人観光客や中国人留学生、地元の華人を誘致するため銀聯クレジットカードによる決済を始めています。
現在、アメリカ各地で銀聯クレジットカードによる決済のできるデパートやブランド店、スーパーマーケットとコンビニエンスストア、ホテル、レストランなどがますます多くなっています。 |
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2017年 11月 03日(金曜日) 23:26 |
外務省は3日、内外ブリーフィングを開催しました。李保東副外相、陳晓東外務次官、王受文副商務相が、習近平国家主席がベトナムとラオスを公式訪問し、ベトナムのダナンで第25回アジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席すると発表しました。
李副外相は、「習主席は10日、11日の2日間、APECに出席する。中国共産党第19回全国代表大会の終了後における初めての最高指導部による国際会議への出席となり、大変大きな意味があり、国際社会から注目されている。期間中、習主席は、ビジネス関係者の会合で基調講演を行うほか、非公式の首脳会議や昼食会、参加各国のトップとアセアン各国トップの対話会、参加各国トップとビジネス顧問理事会の代表による対話会議にそれぞれ出席し、また各国のトップと会談する」と述べました。
また、陳外務次官は「習主席は12日から14日にかけてベトナムとラオスを訪問する。共産党と国の最高指導者として、第19回党大会終了後、初めての外交訪問となり、中国の特色ある周辺各国との交流を切り開くもので、新たな時代の幕開けとなる。ベトナムとラオスの両国を選んだが、これは両国との友好関係を十分に示し、パートナーシップを本格的に進めていくこと重視したものである」と述べました。 |
2017年 11月 01日(水曜日) 22:43 |
中国とキルギス、ウズベキスタンを結ぶ道路での貨物輸送が始まりました。ウズベキスタンの首都タシケントにあるインターコンチネンタルホテルに、3か国のトラック9台が集まり、新疆ウイグル自治区のカシュガルに向けて出発しました。1日に到着の予定です。
交通運輸省で安全管理を担当している成平氏は、出発式で「今回の貨物輸送は、シルクロード経済帯の構築という3か国の首脳の合意事項を実行に移すものである。陸路での輸送により、3か国の協力が進み、貿易もさらに発展し、地域の経済成長に向けて新しい枠組みが整っていく」と話しています。 |
2017年 10月 31日(火曜日) 23:37 |
国家統計局と中国物流・購買連合会が31日に発表したデータによりますと、10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.6で、9月と比べ、0.8ポイント減少しましたが、今年の平均数値に達しており、製造業は引き続き拡張トレンドを示しているということです。
企業規模からみますと、大企業のPMIは53.1で9月と比べ、0.7ポイント減少、引き続き拡張レンジ内にありますが、中小企業のPMIはそれぞれ49.8と49.0で、9月と比べそれぞれ1.3 ポイントと0.4ポイント減少し、臨界点以下となっています。
分類指数からみますと、五つの分類指数のうち、生産指数と新規注文指数は臨界点を上回り、原材料在庫指数と従業者指数、供給者配送時間指数は臨界点を下回ったとのことです。
また、この日に発表された統計によりますと、10月の中国の非製造業PMIは54.3で、9月に比べ1.1ポイント減少、引き続き拡張レンジに位置し、非製造業は引き続き比較的速い安定した速度での成長を保っていることを示しています。 |
2017年 10月 30日(月曜日) 23:11 |
中国経済と国際協力年次総会がこのほど北京で行われ、「中国共産党第19回全国代表大会後の中国と世界」というテーマをめぐり、熱のこもった討議が交されました。
第19回党大会の報告は「近代的経済体系の構築」を提起するとともに、中国経済が高度成長段階から高品質成長段階への転換期に入ったことを示しました。また、近代化経済体系の構築は、この転換点を乗り越えるための切実な課題であり、中国発展の戦略的目標でもあると強調しました。この点について、北京大学経済学院の蘇剣教授は「2020年から2050年までの30年間における中国の経済成長任務は、実際にはかなり厳しいものである。しかし、高品質の成長と高度成長は相反するものではなく、同時進行できるものだ」と強調しました。
また、第19回党大会で中国の外交努力についての方向性が明示されたことは、ニュータイプの国際関係と人類の運命共同体の構築を促すものとされます。これについて、北京大学国際関係学院の賈慶国院長は、「協力と共栄はいずれも目標であり、グローバルガバナンスが対応し解決しなければならないのは、極めて具体的な世界的課題と挑戦だ。たとえば、貿易、投資、越境犯罪、不法移民、テロリズム、環境、サイバーセキュリティ、大量破壊兵器などだ。今後、中国は国際協力をますます必要とすることになるだろう」との見方を示しました。 |
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