海外在住の華僑華人の事業を担当する北京市僑務弁公室は18日、「北京市は国家水泳センター『水立方』で、『華僑華人』、『華僑華人の投資家』をテーマとする大型イベントを行う。今後、『水立方』を華僑華人の活動拠点にしていく」ことを明らかにしました。

北京市僑務弁公室によりますと、今年8月8日、北京市僑務弁公室が「水立方」で、海外に住む中国系青少年の中国語の歌の腕前を競う「水立方杯」が行われます。

このほか、2日間にわたる「2011華僑華人投資家貿易会」も行われます。電子情報、新エネルギー、装備製造、バイオと医薬、自動車、都市型工業など、北京市が重点としているハイテク企業80社が参加する予定です。

「水立方」は、北京市で唯一香港、マカオ、台湾の同胞及び海外在住の華僑華人による寄付金で建てられた北京五輪の施設です。107の国と地域の35万あまりの香港、マカオ、台湾の同胞及び海外の華僑華人が、9億4000万億元を寄付しました。

　『第1回北京国際映画季』のイメージ大使発表セレモニーが3月15日、北京で盛大に行われ、ジャッキー・チェン（成龍）とチャン・ツィー（章子怡）が『第1回北京国際映画シーズン』のイメージ大使に任命されました。二人は映画祭のイベントに出席するということです。

　『第1回北京国際映画シーズン』は国家ラジオ映画テレビ総局と北京市人民政府の共催で、4月23日から28日にかけて行われます。

　北京国際映画シーズンの影響力を国内外に広めるため、2010年12月に『第1回北京国際映画季』のイメージ大使の選出作業が始まり、ジャッキー・チェンとチャン・ツィーが選ばれました。映画祭のイメージ大使を担当する二人は、とても光栄だと感じており、今回の映画祭に積極的に参加したい。これからも中国の映画産業発展のため、そして国内外の映画文化交流に寄与したいとの姿勢を示しました。

映画音楽会は第1回北京国際映画シーズンの重要なイベントのひとつです。映画音楽会にはテーマソングがあり、歌手の劉歓が北京五輪に引き続き、今回の映画音楽会のテーマソングを歌います。

　「彼方」と名づけられたこのテーマソングは、北京人民芸術劇院の院長で、著名な作詞家の張和平氏が作詞、中国音楽家協会の議長、有名な作曲家の趙季平氏が作曲したもので、中国や北京の映画事業への期待を表わしているということです。

中国旅行新聞によりますと、このほど北京市観光局は、北京市観光発展委員会へと名称変更されました。名称変更にあたり、記念式典が行われ、国家観光局の邵琪偉局長、北京市党委員会組織部の呂錫文部長、北京市の丁向陽副市長などが出席しました。

　今回の変更は、中央機構編制委員会事務室の「北京市観光局の改名及び政府関連部門に調整する承認」によるもので、北京市政府は、北京市観光局を北京市観光発展委員会に改名した上で、政府関連部門に編入したことを発表しました。

　これにより首都の旅行業は新たな発展階段へと入りました。北京政府は今回の体制改革を通じて、旅行業の潜在力を掘り起こして、新しい観光資源の開発に努めます。またこれは北京市の経済発展方式の転換の加速化を進めることにもなります。

　また、式典で、国家観光局の邵琪偉局長は、北京市観光発展委員会に熱烈な祝賀の意を表し、「北京市観光委員会の成立は体制改革に向けた新しい積極的な探索であり、国務院の提出した旅行業の迅速な発展や現代サービス業の発展などの重要措置を着実に実行している。国家観光局はこれからも北京旅行業の改革と発展を支持する。今後、北京市観光発展委員会は今回の改名を機に全国ないし首都の現代化建設にさらに貢献してほしい」と述べました。