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がんの3年生存率、平均71% 膵臓は15%と部位で差 印刷
2018年 9月 14日(金曜日) 19:21

国立がん研究センターは12日、がんと診断された人が3年後に生存している割合を示す「3年生存率」を初めて公表した。全てのがんの平均は71.3%。膵臓がんは15.1%と差があり、治しにくいがんについて、新たな治療法の効果を5年を待たずに評価できるようになると期待されている。手術や内視鏡によってがんを切除した人の生存率は88%だった。部位別に見ると、膵臓が15.1%、肺49.4%、食道52.0%、肝臓53.6%。胃74.3%、大腸が78.1%、乳房(女性のみ)95.2%だった。

 
北海道震度7地震 最後の安否不明者の死亡確認 厚真町の死者36人に 印刷
2018年 9月 13日(木曜日) 19:28

北海道の大地震で震度7を観測し、大規模な土砂災害が発生した北海道厚真町で10日、最後の安否不明者だった男性の死亡が確認された。これで同町の安否不明者は全員発見され、死者は36人となった。時折強い降雨となる中、救助隊は夜通しで捜索に当たったが、生存者の救出はかなわず、悲しみが広がった。

 
日ロ首脳、共同経済活動で行程表 10月に調査団―プーチン氏、領土「解決模索」 印刷
2018年 9月 13日(木曜日) 19:28

安倍晋三首相は10日夜、訪問先のロシア・ウラジオストクでプーチン大統領と約2時間半会談した。北方四島での共同経済活動をめぐり優先的に取り組む5項目について、具体的な内容や進め方を示した「ロードマップ」を承認。詰めの作業を行うため、10月初めに官民調査団を現地に派遣することも決めた。5項目は海産物養殖、温室野菜栽培、観光、風力発電、ごみ減量対策。

 
小さな石鹸から見えた、中露協力の潜在性:東方経済フォーラム 印刷
2018年 9月 12日(水曜日) 19:37

「ウラジオストクのホテルにあった小さな石鹸からも、中国とロシアの経済貿易協力の大きな潜在力を感じた」

12日午前、ロシアのウラジオストクで開催された東方経済フォーラム・メディアフォーラムにおける、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ)慎海雄代表のこの発言がフォーラム参加者たちの討論に熱を注ぎました。

慎代表は、滞在先のホテルに備え付けられていた石鹸やボディーソープが、フランスやポーランドなど、いずれもウラジオストクから約1万キロも離れたヨーロッパからの輸入品であったことを指摘したうえで、「たった200キロしか離れていない中国にも、高品質な製品がある」と示しました。

これを受けて、ロシアの通信社「ロシア・トゥデイ」のドミトリー・ キセリョフ社長は、「ロシアは歴史上、ヨーロッパにばかり目を向けていた。我々は、東方に目を向けるべきだ」と述べました。

慎代表はまた、「石鹸の話はあくまで一例だが」と前置きし、「ロシアは極東地域への石鹸の供給手段として、中国から輸入することもできるし、中露の合弁企業で生産することもできる。大切なのは、人々の生活レベルを向上させること」と示しました。

さらに、「中国は新しい時代に入った。人々の美しい生活への憧れを現実に変えていくのが、今の努力目標だ。ロシア新政権は、経済の発展に励んでいる。双方の経済の補完性は大きく、協力の範囲は広い。双方のメディアは対等な情報発信や互恵共栄の環境作りにさらに力を入れていくべきだ」と述べました。

慎代表の発言を受けて、フォーラムの主宰側であるロシアの国際ディスカッション・クラブ「ヴァルダイ」の発展基金で代表を務めるフョードル・ルキヤノフ氏は、「中国の同業者のアドバイスにまったく賛成だ」とし、来年再びこの会議で再会する時に、中国産の石鹸が使われていることを期待すると述べました。

最終更新 2018年 9月 12日(水曜日) 19:38
 
火山灰の斜面、地震で揺さぶられ一気に崩壊か 印刷
2018年 9月 12日(水曜日) 19:23

北海道厚真町で起きた大規模な土砂崩れは、崩れやすい火山灰の斜面が、短い周期の強い地震で揺さぶられて起きた可能性があることが、研究者の分析で分かった。今後の雨でさらに地盤が緩み、被害が拡大する恐れがあり、気象庁は前兆現象に注意するよう呼びかけている。砂防学会北海道支部長を務める北海道大の小山内信智特任教授らのチームは7日に現地調査し、「表面に積もった火山灰や軽石が強い揺れで一気に崩れた」と分析した。

 
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