オリオンビールやリウボウなど5社でつくる「ジャパンエンターテイメント」(那覇市)がオリオン子会社のオリオン嵐山ゴルフ倶楽部(沖縄県今帰仁村)の用地に2024年末にもテーマパークを開業する方針であることが15日、分かったと沖縄タイムスが報じた。同倶楽部はジャパン社と土地の賃貸借契約を結ぶ方針を決めており、今後、会員権の買い取りや従業員の再就職先の支援に着手する。
スーパーなどの小売業で資本金を5千万円以下に減らし、法律上「中小企業」になる動きが広がっていることが15日、分かった。帝国データバンクによると、今年1~7月に減資したのは412社に達し、前年同期の252社から6割以上増えた。この全てが中小に「格下げ」したわけではないが、10月の消費税増税に伴うポイント還元事業の実施店が中小企業に限られており、対象に滑り込む狙いがあるようだ。
コンビニエンスストアのファミリーマートは、うなぎのかば焼きなどを今年初めて完全予約制で販売したところ、廃棄した商品が金額ベースで8割減ったことを明らかにした。 ファミマは、7月27日の土用の丑うしの日に合わせて、6月上旬から7月下旬まで、かば焼き重などの予約販売を受け付けた。昨年までも予約販売は実施していたが、当日販売する商品もあった。完全予約制にして販売額が2割ほど減り、商品を引き取りに来ない客がいたため廃棄ロスはゼロにならなかった。
ドラッグストア業界7位のココカラファインは14日、業界5位のマツモトキヨシホールディングスと経営統合に向けた協議に入ると発表した。両社の協議がまとまれば、売上高1兆円規模の業界最大手が誕生する。ココカラは、「スギ薬局」を展開する業界6位のスギホールディングスからも統合を打診されていたが、マツキヨに近く独占交渉権を与える方針で、スギとの交渉は打ち切った