NEXCO中日本は27日、新東名 海老名南JCT~御殿場JCT間の沿線関係者などと第3回の連絡調整会議を開催し、開通予定の見直しを発表した。新東名の御殿場JCT以東は現在、神奈川県内の圏央道と東名を結ぶ海老名南JCT~伊勢原JCT間が開通している。伊勢原JCTから西へ1区間の伊勢原大山ICまでは2019年内の開通を目指し工事を推進しているものの、それより先の区間について、開通予定を見直す。
トヨタ自動車が、スズキとの資本提携を検討していることが28日わかった。トヨタがスズキに約5%出資する一方、スズキもトヨタに出資する方向だ。両社は資本提携を契機に、自動運転技術の共同研究に取り組む。近く発表する見通しだ。今回の資本提携により、国内自動車業界は、トヨタ連合と、日産自動車・三菱自動車連合、単独路線を維持するホンダの3陣営に集約されることになる。
政府は26日、訪日外国人旅行者の消費拡大に向け、日本土産などを売る自動販売機を「免税店」として認める方針を固めた。店舗の販売員に代わり、旅券確認などの免税手続きができる機能を備えることが条件。年末の2020年度税制改正で与党の了承を得て、来年4月から新制度を開始したい考えだ。
ヤマトホールディングス(HD)と米ベル・ヘリコプターは26日、垂直に離着陸する貨物用の無人機の試験飛行を実施した。「空飛ぶトラック」として2025年までの実用化を目指す。人手不足の深刻化が見込まれる日本での展開を想定している。ベル社が開発した無人機は、高さが約1.8メートル、幅が約2.7メートル、重量が約140キロ。米南部テキサス州フォートワース近郊で実施した試験飛行では、垂直に離陸した無人機が上空50メートル程度まで上昇した後、周囲を旋回し、元の場所に着地した。