オリエンタルランドは1日、東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)の今年4~9月の入園者数が計1551万人と、年度上半期として過去最高だったと発表した。猛暑に見舞われた8月は前年より少なかったものの、ほかの月がすべて前年を上回った。TDL開業35周年を記念したパレードなどが入園者の増加につながった。人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」が初の改装を終え、4月にオープンしたことも好材料になり、前年より5%増えた。
災害で電気やガス、水道が止まっても、ごはんを口にできます――。大阪府吹田市のJA北大阪が地元産のコメを使い、缶入り飲料「農協の飲めるごはん」を独自に開発して販売。大規模災害が続く中、備蓄用の非常食として全国から問い合わせが続いている。「飲めるごはん」の主な原料は、コメ、小豆、はと麦の穀物。コメは地元の農家が作った「ヒノヒカリ」を使う。国がアレルギー表示の対象にしている卵や小麦、そばなどの27品目は含まない。
大型で非常に強い台風24号が本州に接近する中、大手企業の間で28日、来月1日に予定される内定式を延期したり中止したりする動きが相次いだ。交通機関への影響が見込まれる上、学生の安全に配慮した。内定式は2019年春入社の学生が対象。東芝は1日に大阪市内の会場で、2日には横浜市内でそれぞれ開く予定だったが、いずれも中止を決めた。 アサヒビールは1日午後の内定式を2日に先送り。シャープは4日、大和ハウス工業は10月中旬にそれぞれ延期した。
吉野家ホールディングスは27日、2019年2月期連結決算の最終利益が11億円の赤字になる見通しだと発表した。今年4月時点では、17億円の黒字を見込んでいたが、一転して6年ぶりの赤字となる。飲食業界の競争激化などで、主力の牛丼店「吉野家」の売り上げが伸び悩んだ。米国産牛肉などの原材料高や、人手不足に伴う人件費の高騰も収益を圧迫した。傘下に持つステーキ店などの不振も響いた。