パナソニックは４日、ブランドスローガンを「A Better Life,A Better World」に一新すると発表した。「Life」は消費者の生活、「World」が津賀一宏社長が重視する「B to B」（企業向け）事業などを示すという。パナソニックは2003年に定めた「ideas for life」を今年３月まで使っていた。パナソニックは、税引き後利益が２期連続の巨額赤字になるなど厳しい経営が続いており、12年６月に就任した津賀社長の経営改革方針に合わせて変更した。今後、ポスターやテレビコマーシャルなどに使うという。

経済産業省資源エネルギー庁が４日発表した２日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、１リットル当たり160円70銭となり、前週（８月26日）と比べ50銭値上がりしたと各紙が報じた。前週までは２週連続の横ばいで値上がりは３週間ぶり。シリア情勢の緊迫化やエジプトの政情不安で原油相場が高騰し調達コストが上昇したことが主因。都道府県別では、38都道府県で値上がりし、上げ幅は神奈川の２円30銭が最大だった。

ファーストリテイリングは３日、カジュアル衣料店「ユニクロ」の2013年８月期の国内既存店売上高が前の期比7.3％増だったと発表したと各紙が報じた。前年実績を上回るのは３期ぶり。吸水速乾性に優れたシャツなど売り物の機能性衣料が伸びたほか、特売を増やす販売促進策も奏功した。1000円前後の機能性衣料「エアリズム」や1990円のレギンスパンツといった低価格衣料を重点的に販売。週末の特売セールを従来の２日間から４日間に増やし、客数も12％増と３期ぶりにプラスを確保したという。

厚生労働省は3日、2013年7月分の毎月勤労統計調査(速報)を発表した。それによると、7月の現金給与総額(1人平均)は前年同月比0.4%増の36万2,141円となり、2カ月連続で増加した。基本給などを示す所定内給与は、前年同月比0.4%減の24万2,205円で14カ月連続の減少。残業代や休日出勤手当などを示す所定外給与は、同1.9%増の1万8,752円と4カ月連続で増加した。