三菱航空機は、米国連邦航空局(FAA)による三菱リージョナルジェット(MRJ)の型式証明(TC)飛行試験開始に向けて、Letter of Authorization(LOA)をFAAより取得したと発表した。これにより、FAAが型式証明の活動を支援するためにMRJに搭乗することができるようになる。2018年12月には、国土交通省航空局(JCAB)からの許可を取得していた。三菱航空機では、型式証明フェーズでFAAとJCABの双方が機体に搭乗して進める計画であるとしていた。
パイオニアは27日、東京証券取引所第1部で取引される株式が上場廃止となった。1938年に創業して約80年。老舗の音響機器メーカーとして多くの人々に親しまれたが、2000年代に入って経営が悪化し、株式市場から姿を消した。今後は、出資を受ける香港ファンド「ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア」の完全子会社となって再建を目指す。
スポーツ用品大手のデサントは4月1日付で、新社長に伊藤忠商事の繊維部門のトップの小関秀一専務執行役員(63)を迎えると発表した。創業家出身の石本雅敏社長(56)は退き、取締役からも外れる。取締役メンバーは韓国事業拡大の立役者である金勳道(キム・フンド、50)氏を残して一新。小関新社長を含め伊藤忠出身者が2名、デサントから2名、社外が2名という構成になる。