オリエンタルランドは1日、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーの2018年度の入園者数の合計が、前年度比8.2%増加し、過去最高の3255万人になったと発表した。過去最高記録を更新するのは2014年度以来、4年ぶり。18年度は東京ディズニーランドが開園35周年を迎え、アニバーサリーイベントを開催。これも含めたさまざまなスペシャルイベントが好評を博したという。
ローソンが、買い物客が自分で商品のバーコードを読み取って会計する「セルフレジ」を全店で導入することが1日、分かった。買い物客の利便性向上や深刻化する店舗の人手不足解消につなげる。店舗ごとの状況に合わせて試行し、10月に予定される消費税増税までに全店で運用する。全国約1万4千店のレジは、既に通常のレジとセルフレジを切り替えることが可能となっている。
吉野家ホールディングスは29日、2019年2月期の純損益が58億円の赤字になる見通しを発表した。業績不振店の撤退や新型店への改装で50億円の特別損失を計上するためで前回予想(11億円の赤字)から赤字幅が拡大する。同期中の業績下方修正は2度目。 減損損失は、傘下のうどんチェーン「はなまる」などの不振による閉店などで計約36億円、「吉野家」のセルフ方式の導入などで11億円の見通し。
経営再建中の中小型液晶パネル大手、ジャパンディスプレイ(JDI)が、中国と台湾の企業連合や政府系ファンドのINCJ(旧産業革新機構)から1000億円規模の資金を調達する方向で最終調整していることが、30日分かった。合意できれば、来週中にも発表する。JDIは、中国のファンドや台湾タッチパネルメーカーのTPKホールディングスなどで構成する中台連合と出資交渉を進めている。関係者によると、目標としていた2018年度中は難しいものの、来週中にも基本合意したい考えだ。