破産手続きに入った格安旅行会社「てるみくらぶ」(東京)に支払い済みの旅行代金をめぐり、弁済の申請が殺到している。申請窓口の日本旅行業協会によると、28日午前10時までに約1万8千件に達した。同社は約3万6千件(約99億円分)の旅行申し込みを受けていたとされ、申請はさらにふくらむ見込みだ。弁済は旅行業法にもとづく制度で、旅行業協会のウェブサイトで申請する。てるみくらぶの申請は5月末まで受けつける予定だ。