2017年 3月 30日(木曜日) 09:17 |
政府が東京電力ホールディングス(HD)の首脳陣を一新し、数土文夫会長(76)の後任に日立製作所の川村隆名誉会長(77)を、広瀬直己社長(64)の後任に小売り部門の東電エナジーパートナー(EP)の小早川智明社長(53)をそれぞれ充てる人事を固めたことが26日、分かった。広瀬氏は新設の副会長に退く。経営再建計画の抜本改定に合わせて改革を加速させる。月内にも決定し、6月の定時株主総会を経て交代する。社外取締役に槍田松瑩元三井物産社長、経営共創基盤の冨山和彦最高経営責任者(CEO)の起用も固まった。
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