三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が、傘下の銀行と信託銀行でそれぞれ手がけていた法人融資部門を来春にも一本化することが13日、分かった。日銀のマイナス金利政策で金利収入が落ち込むなか、事業の効率化を図るのが狙いで三菱UFJ銀行に集約する。住宅ローンなど個人向け融資については従来通り個別に行う。信託銀が銀行に移管する法人融資先は約2600社で、融資総額は12兆円強。約200人の法人営業担当者は三菱東京UFJ銀に出向させる。